- 説明が下手な先輩にイラつく
- 何について話すか、言ってから説明して欲しい
- もう少し頭の中で整理をしてから、話をして欲しい
この記事は、このような悩みを持つ方向けの発信です。
こんにちは、ガマドドラン(GamadoDragon)です!
教えるのが下手な教え役に当たると、苦労しますよね。
私自身、これまでの会社で、
- マニュアルや台帳が皆無だったり
- 何のための作業か教えてもらえないし
- ミスしてから例外を教えられる
といった苦労をしました。
そんな私の経験を通して、教え方が下手な先輩への対処法を紹介していきます。
この記事を読むことで、
- 先輩への対処法がわかる
- 少しはストレスが減る
- 逃げるべき環境がわかる
といったメリットがあります。
教え方が下手な先輩への対処法
自分の教え役の教え方が下手な人場合、
- 相手を誘導して分かりすい説明をさせる
- 自分が相手を理解出来るように工夫する
の2択になってきます。
そしてこれらを考えたときに、私がこれまで取ってきた対処法は、
- メモを取る
- 他の人にも聞く
- 理解できてない事は、その場で聞く
- 具体例を聞いてみる
- 要点を予想する
- 何のための業務か予想する
だったため、この要点を詳しく解説していきます。
メモを取る
教えるのが下手な人の説明は、
- 話があっちこっちに飛んだり
- 質問に対して、全く違うことを話しだしたり
- 結論を最後に話す
ため、最後まで話を聞かないと要点がわからない事が多いです。
そして最後まで聞いて要点が分かったときには、
最初の部分を忘れてしまってたりするので、メモを取るようにした方が良いです。
とは言っても話の途中では、何を言いたいか分からないと思うので、
- 初めて聞く言葉や
- キーワードそうな単語や
- とりあえず現状で伝えたそうな事
をメモしてみると、後々そのメモを見て内容を思い出せます。
なんで分かり辛い相手のために、こっちがメモしないといけないんだよ
という気持ちになると思いますが、メモする習慣はメリットが多いのでオススメです。
たとえば、
- ノートにまとめようとする事で、集中して話を聞ける
- ノートにアウトプットするので、話の理解が深まる
- メモする人は印象が良い
と良い側面が多いので、身につけておいて損はないと思います。
他の人に頼る
教えるのが下手な先輩から説明されると意味不明でも、
他の人にも聞くことで、
なるほど、あの先輩はこう言いたかったんだな
と、先輩が意図していた事が理解できます。
また先輩の中には自分が知らないことを知らないと言えず、曖昧に説明する人がいます。
こうなると聞く側は分かっている人に聞かないと理解できなくて当然です。
ただし注意点として、教え役の目の前であからさまに他の人に聞き過ぎないようにした方が良いです。
先輩の前で他の人に聞きすぎると、
俺が教えた事を他の人に聞き直して、俺を信用してないのか?
と思って、積極的に教えてくれなくなる可能性があります。
そのためできれば、
- 違う事務所の人に、こっそりメールや電話したり
- 教え役がいない隙に、他の先輩に聞いたり
- 他の先輩へ、話のついでにシレッと聞いてみたり
すると良いです。
特に、何度聞いても怒らなさそうな優しい先輩を見つけてる事ができれば、やりやすくなります。
理解出来てない事は、その場で聞く
どんな場面でも当てはまる事ですが、
説明されて、ぼんやりしか理解出来ていない時、
まあ後で調べれば何か分かりそうだし、いっか
と思って、きちんと理解してなくてもそのまま流してしまう事があります。
しかしこうしたケースの場合、結局は
- 忙しくて後で調べなかったり
- 調べても、よく分からなかったり
- 調べた結果が、先輩の意図する事かわからない
といった事になり、分からずじまいで終わることが多いです。
そのため説明された事がボンヤリしているときは、
自分一人で出来るイメージがつくまで聞き返すのが一番です。
何度も聞き返すのは遠慮してしまうかもしれませんが、
後になって、
昨日の内容もう一度教えてもらって良いですか
と聞くほうが、しんどいです。
そんな事言っても何が分からないか分からないし、質問できないんだよなあ、、、
という人は、
- 聞き慣れない言葉について聞き直してみる
- 素直に全く理解出来なかった、と再度説明を頼む
と、相手も創意工夫して説明してくれる可能性があります。
具体例を聞いてみる
仕事を覚えたての頃は、
- 社内の構造や
- 業界での会社の立ち位置や
- 得意先、仕入先との関係
といったことの説明を受けることも多いと思います。
しかし自分が業務に携わる前に説明された事は、イメージがし辛いためピンと来ない事が多いです。
そのため、
すいません、理解出来なかったのですが、具体例を挙げるとこんな感じ、っていうのありますか?
と聞いてみると、わかりやすい具体例が出てくるかもしれません。
要点を予想する
教えるのが下手な人には、思いついた事を手当たり次第に話す人がいます。
このタイプは話し終えた後に、
で、なんの話してたっけ?
と、なったりします。
こういう人の話を真面目に聞くと疲れるので、
会話の冒頭で、相手が言いたい事を予測して、
- 重要そうじゃない部分は聞き流す
- 結論を自分から切り出して、無駄な部分を飛ばす
という対策があります。
ただしこれは、
- 温厚で怒らず
- 他人の心理に疎くて
- 会話の主導権を握られても気づかない
とうな人にのみ有効で、
- プライドが高い人
- 怒りっぽい人
- 繊細でよく気づく人
に対して行うと、根に持たれて親切に教えてくれなくなるので注意です。
何のための業務か予想する
教えるのが下手な先輩だと、何のための業務か教えてくれず苦労すると思います。
そのため自分で何のための業務か意識し続けるしかありません。
意識すべき内容としては、
- 誰にとって役に立つ仕事なのか
- 社内向けか、社外向けか
- 仕入先向けか、得意先向けか
といった事を考えると、優先順位の付け方が分かってきます。
例を挙げると、
- 書類を見やすく整理する
は、社内向けの仕事だから優先度は高くないが、
- 見積書を作る
は、顧客向けだから早めに対応したほうが良い、
となります。
また自分が行っている業務は、
仕事全体のどの部分かを意識すると理解が早まります。
仕事全体って言われてもイメージ付きづらいんだけど、、、
という方向けに、すごく大雑把な例を挙げると、
多くの業務が下記のどこかに位置します。
- 物・サービスを買う
- 物・サービスを作る or 加工する
- お客に売る
- 物・サービスを納品する
- 売掛金を回収する
見積書を作るのは3の工程ですし、仕入先や購買部との交渉は1です。
製造部は2の工程に関わっているし、経理は5の工程を行っています。
そして全体像をイメージするコツとして、
将来の後輩に教える事を意識すると、
自分が理解出来てない部分が分かりやすいです。
反面教師にして乗り切る
教え方が下手な人への対処法を解説しましたが、
たとえいい人でも説明が下手だと、やっぱりイライラしますよね。
そんな時は、
自分に後輩が出来たら、こうやって教えてあげよう
と考えながらすると心の支えになりますし、理解も早まります。
さらにマニュアルがなければ、自分で作ってみると理解が深まります。
私も顧客台帳や価格表がなかったため、
自分で作ってみたら、作る過程で勝手に覚えられました。
また現在の環境にしんどいと感じてる人は、1~2年で転職するつもりでいると、
- 会社の致命的欠点や
- 自分がミスした時のことや
- 先輩との人間関係
などを気負いすぎずに済みます。
私自身、転職を意識していろいろと好転しました。
今は先輩の説明に悩まされているかもしれませんが、
2~3年もすれば、
- 自分で出来る仕事が増えたり、
- ネットワークが広がっていろいろな人に聞ける
ようになって、先輩に頼らなくて良い回数が減ります。
そのため今は、先輩を反面教師にして乗り切りましょう。
なお、説明が下手以前に先輩自身がヤバイ人の場合もあります。
その場合の記事もあるので参考にしてみてください。
短期離職を心配してる人には、私が短期間で転職した話を参考にしてみてください。
それでは、また!
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