- 今まで仕事を頑張ってきたけど、仕事が集中して辟易している
- 自分へ責任のある仕事が集中してて辛い
- 何のために仕事を頑張っているのか分からなくなっている
この記事は、このような悩みを持つ方向けの発信です。
こんにちは、ガマドドラン(GamadoDragon)です!
仕事へひたむきに打ち込んでいると、仕事量と給料が見合っていなくて不毛な気分になったり、
自分が人より仕事量が多いのが当たり前のような雰囲気になると、何のために仕事を頑張っているのか分からなくなってきますよね。
私自身、どうせ仕事をするなら全力で取り組みたいタイプなため全力で取り組んできましたが、仕事はどんどん回ってきますが仕事は増えても給料は増えないし、
社員に一致団結感があればまだマシですが、全然仕事をやってない人がいたりして、仕事への向き合い方に悩んだ時期もありました。
そして今は仕事へ取り組む姿勢は変わりませんが、仕事への向きあい方を変えてストレスが減りました。
そのため今回は私の仕事への向き合い方が変わった体験談と学びを紹介していきます。
実際の経験談
まずは私が苦労した事と、仕事への向き合い方を変えてからの経験を記載していきます。
担当業務の増加と不当な評価時代
当時の私の状況としては、一時的な特別需要への対応で忙しく、その成果もあり売上高は過去最高金額に到達しました。
しかしながら会社からは大して評価も受けず、ボーナスも大きく上昇しなかったため仕事をするのがバカバカしくなっていました。
そんな折に上司が変わり、新しい上司の方針として、やりたい人にどんどん仕事を任せる事に変わりました。

実際は自分が仕事をやらないと、という責任感のある人を上司が勝手に仕事をやりたい人、と認識して、仕事を任せていただけでした。
その結果、給料は変わらずで自分の担当範囲が倍増しましたが、だからといってサポートがあるわけでもありませんでした。
そして当時の私は部署内で一番若手なため、周囲へ仕事を頼みづらかったため、どんどん仕事が増えていく事に加え、周囲が暇そうなのに自分だけ忙しい状況もあり仕事が嫌になりだしました。
体調不良を起こす
こんな状況が半年ほど続いた頃、身体に異変が現れ出し、腹部が張っている感覚が続いてご飯を食べるのが辛くなりました。
病院へ行き胃カメラを飲んでも原因不明で、精神的な原因で同じ症状を訴える人が多いとの事でした。
こういった状況もあり、このままだと体調が悪化すると感じて本格的に転職活動へ乗り出しました。
そして転職エージェントに登録して面談も行い、私の経歴で採用条件に合いそうな企業を紹介してもらうことで、自分でも転職できる会社は思ったよりあるんだと自信を持つことができました。
そして困ったら転職をすれば良いんだと思うようになり、それからは社内の目を以前より気にしなくなり思い切ったことをするようになりました。
そのため部長との成績評価の面談時に、役割分担の打合わせを頼み込み実施してもらいました。
この打合せのおかげで、役割が明確化して仕事を頼みやすくなりました。
仕事へ再度打ち込む
こうした状況の改善はあったものの、これまでの経験から仕事へのやる気も無くなっていましたが、
すぐに転職したい企業も無く、転職するのも35歳までは年齢面で大きく不利にならなず、
むしろ私の場合は転職回数が多いため、次で最後ぐらいのつもりの方が良いと言われたため、より良い企業に転職するため実績やスキルを身につけようと考えました。
そして転職市場で評価される人物像を考えて思ったのは、勤めた会社のためになる事をして会社を儲けさせる人だと思いました。
そのため会社に忠誠心はありませんでしたが、会社のためになりそうな事で、かつ自分の経験にもなりそうな事に取り組みました。
当時、私は森岡毅さんに感化されてマーケティングスキルを身につけたかったので、
- 新製品の提案
- ユーザーへの商品ニーズの聞き取り
- 既製品の改善
- ホームページの改善
といった事に自分が関与できる範囲で取り組みました。
ちなみに上記以外にも、いち平社員として新規・休眠顧客の開拓なども先陣を切って行っていましたが、
いろいろ取り組んでいると、顧客との話題も広がり営業活動もやりやすくなりました。
会社で評価される
こうしていろいろ取り組みましたが、結果として新商品も思ったように出来ず、売上も大して伸びませんでした。
これに加えて会社としての業績が前年度より悪く、部署としても予算未達成なため辛辣な評価を受けると覚悟していましたが、
その年に昇格(業績悪化の結果が出る前ですが)になり、ボーナスも私の中で過去最高の評価でした。
これには年功序列制度の見直しで、働かないおじさんのボーナスが下がったのが要因ですが、
客観的な成果も上げてなかったので自分が評価されるとは微塵も期待してなかったので意外でした。
ちなみに働かないおじさんにムカついてる人は、働かないおじさんへの対策もまとめています。

また評価されたからといって会社に居座る気はなく、今でもたまに求人をチェックしてより良い企業へ転職できそうであれば転職するつもりです。
経験を通して学んだ事
ここまで私の経験談を紹介してきましたが、この経験から私が学んだことをまとめます。
常に転職できる準備をしておく
私の意識が変わったキッカケは、やはり転職活動でした。
私は転職活動を行ったことで、
- 自分の市場価値を客観視できる
- より良い条件の会社を見てモチベーションが上がる
- 転職が視野に入ることで安心感が出て、職場で失敗を恐れず挑戦できる
といった影響があり、そこから良いサイクルになりました。
また私が転職を意識していない頃は、会社にずっといるぐらいの覚悟で働いていましたが、これは責任感があって良いように見えますが、今は良くないと考えています。
なぜかというと、ずっと会社にいるつもりだと会社に居続ける事が目的化されて、関心が社内に向いてしまいやすくなります。
こうした考え方は、転職の思考法という本で学んだのでオススメです。
転職活動は分からない事が多くて大変ですが、とりあえず転職エージェントに登録して担当者と電話などで話してみる事をオススメします。
担当者と話をする場合、先に職務経歴書を提出させられる事が多いですが、不完全でいいのでとりあえず職務経歴書を作って話をしてみてください。
誰かとキャリアの話をする事で自分のキャリアの棚卸しができたり、担当者が職務経歴書の添削をしてくれたりします。
また職務経歴書のフォーマットの例は、人材紹介会社のホームページに載っているので参考にしながら書いてみると良いです。

またどこの転職エージェントが良いか分からない方は、
- リクルートエージェント
- JACリクルートメント
- マイナビエージェント
あたりがオススメです。
また営業から経理や事務職などの管理部門へ転職したい人は、MS-Japanがオススメです。
このエージェントのアドバイザーへ私もキャリアチェンジすべきか相談したことがありますが、懇切丁寧で転職をゴリ押しするわけでもなく、
キャリアチェンジした後のキャリアプランをわかりやすく解説してくれました。
役割分担の打合せを提案する
私の状況が大きく改善したのは、役割分担をして仕事を人に振りやすい環境ができてからでした。
そのため仕事はまだ耐えれそうだけど、やる気が無くなっている人は、仕事量が割に割に合わないと感じていることが多いため職場での役割分担を見直せば改善できる可能性があります。
役割分担の見直しは提案しづらいと思いますが、自分にばかり仕事がくる職場の同僚というのはやる気がなく受け身な人たちが多いので、役割分担の提案に対して猛反対する人も少ないです。
実際のところ職場の人たちは、あなたに仕事が偏り過ぎという事に感づいているけど気づかないフリをしている場合が多く、言い返す事ができないです。
また役割分担をし直す時は、
- 今の役割を整理した台帳やメモを準備しておく
- 上司の上司など、誰かを巻き込んで主催する
- 自部署や会社のために取り組みたい事があり、今の業務量ではそれができないことを伝える
- また半年~1年後にも打合せを行って、偏りがあれば是正することを伝えて安心感を与える
ようにすると、仕事をしたがらず保身に回る人にも役割を振りやすくなります。
会社の課題と自分を分けて考える
私は以前は、
- 伸び悩む売上
- 減りゆく取引先
- 外資系企業による日本市場への拡大
といった長期的には絶望的な会社の将来を危惧して常に暗い気持ちでいました。
しかし転職を意識してからは、自分は来年には辞めてるかもしれないし関係ないか、と割り切るようになり、今の自分が出来る事に注力するようにしました。
またいつか辞めるつもりで働くと、失態や辛い事が起きても、いつまでも続くわけではないと立ち直りやすくなり、
さらに会社が嫌いでも、次に引き継ぐ人には同じ苦労をさせないであげよう、と考えて頑張るようになりました。
そのため会社の課題はあくまで会社の課題なので、自分ごとのように考えないというのは前向きになれる良いきっかけになりました。
最後に
今回紹介した私の体験談はタイミングが良かったりと運の要素が多いため、再現性が高い訳ではないため、
もし既に仕事がかなり辛い人は、身体を壊す前に転職してしまった方が良いです。
仕事に不満はあるけど、
- 残業は多くなかったり
- 社員にやる気が無いだけで攻撃的な人はいない
といった環境でまだ耐えれそうという人は、転職活動をしてみて自分の市場価値を知ってから仕事に励んでみるのもアリです。
ちなみに周囲の社員がやる気がない場合、自分が少し頑張っただけで積極性のある優秀な社員扱いされるので、優秀でなくても転職で有利になれる可能性もあります。
今はやる気が出ない人も、ぜひ転職活動を一度してみて自分のキャリアの方向性を見直すだけでも良いと思います。
それでは、また!