よく言われる「どこの会社も同じ」は本当なのか、転職経験者が語ってみた

よく言われる「どこの会社も同じ」は本当なのか、転職経験者が語ってみた

こんにちは、ガマドドラン(GamadoDragon)です!

この記事は、以下のような方に向けた発信です。

  • どの会社に行っても結局同じなのか
  • 調べてても、どの会社もしんどそうで不安
  • 会社ではなく、自分に問題があるのかと感じてきた

今の仕事に疲れて、転職情報を調べていると必ず出てくる同じみのフレーズ 「どこの会社に行っても一緒だよ」。

しかもそれらに実体験も書かれていて、

  • 何回も転職しても、未だに苦しんでる人や
  • 納得いかずに永遠に転職を続ける人の話や
  • どこもブラック企業だらけ

といった話を見ると、今の職場で耐え続けた方が良いんじゃないか、と感じると思います。

 

そこで私や友人の転職経験を元に、どこの会社も同じだったのか、また転職で変わる事と、同じように苦労する事を語っていけたらと思います。

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どこの会社も同じだったのかを語る

どこの会社も同じだったのかを語る

どの会社でも確かに不満は出る

私は2回転職をしました。

私の友人でも3回転職したり、1回転職をした人がいます。

そして結論から言うと、客観的に見て、みんな明らかに労働条件が良くなっていると思います。

怪しむ人
怪しむ人

それまだ働き始めて間もないから、良いとこしか見えてないんじゃない?

という意見のために補足しておくと、私含めてみんな3年以上現職に定着しています。

 

しかしもちろんいい面だけではなく、何年か働くと、

  • 責任が増えたり
  • 自己評価に納得いかなかったり
  • 自社の問題点が見えてきたり

して、不満が出てきます。

 

また同時に、同業他社の勤務条件を知ったりすると、

疲れ果てた人
無気力な人

へえ〇〇社は、条件良さそうだな、それに比べて俺の会社は、、、

と、今の環境に慣れてしまい、さらに良い条件の会社に憧れる現象が起きます。

 

そして、この現象を経験した人が「どこの会社も同じ」と言っているのだと思います。

 

しかし実際のところ、私の1社目と現職では天と地ほどの労働環境の違いがありました

具体的には1社目では、

  • 残業60時間/月 (新人だったから、コレでも少なめ)
  • 年間休日90日 (お盆などの長期休暇がない、休日出勤あり)
  • ボーナスは3年目の人で10万程度(もちろん残業代も出ません)

といった具合でしたが、現職では、

  • 残業10~30時間(30時間を超えると上長に警告が出ます)
  • 年間休日110日以上 (休日出勤は振替休日あり)
  • 年収も1、2社目より50万以上アップ

という感じで、圧倒的に労働条件が違うため、これらの違いを「いずれまた不満が出てくるから一緒」と言うのは横暴過ぎます。

1年以内で辞めたいと感じる職場は異常

私が思うに「どこの会社も同じ」と言う人達が言いたいのは、

疲れ果てた人
どこの会社も同じ人

転職したくなるけど、結局どこの職場も似たりよったりで、また転職したくなるから、どこかで妥協しな。

という事だと思います。

 

この考えは一理ありますが、明らかに転職した方が良い人もいる訳で、そのためどのラインまで我慢すべきで、どのラインから転職すべきか、の判断が大切です。

 

そのため私の独断基準だと、就職後(or 新部門への異動後)1年以内に辛くて辞めたくなる職場じゃないかと思います。

もっとハッキリ言うなら、その職場で3年仕事を続けれる気がしない職場です。

 

私や友人、知人の経験から言うと、まともな職場なら勤務後の1年はあっという間に過ぎます。

その1年間に、しんどいもう辞めたい、なんて感じる事はありませんでした。

もちろんストレスはあるので、以下のように感じる事はありましたが、

  • 誰かに仕事の事をいちいち聞かないと分からないのしんどい
  • ミスした時に自分だけでフォローを完結出来ないのしんどい
  • 職場の見通しが良くないのしんどい

これで3年続けれる自信がない、となるほどの事ではありませんでした。

このため今の職場で3年続けれる自信がないなら、転職をするのは大いにアリです。

良い待遇に憧れて何が悪い

より良い企業に転職出来ても、不満に終わりはありません。

正直なところ、私は大きく改善された現職でも不満タラタラですが、今は耐えて頑張っています。

じゃあなぜ現職では残っているとかというと、まず3年以上耐えれる事と、もっと良い環境で働く事を目指しているからです。

どういう事かというと、現職で成果を出したり会社に貢献すれば、もっと良い環境の企業にいけるかもしれないからです。

それこそ私が新卒で応募しても絶対に受からなかったような会社でも、現職の成果次第では転職出来る可能性があるわけです。

 

つまり自分が成長する事でより良い労働環境で働ける可能性が高まると、私は思います。

 

また、これはリスク回避にもあります。

現職で急な人事変更で不服な環境になった時に、いつでも辞めれるための対策です。

 

そのためもっと良い環境で働く事が動機で、現職を頑張ったっていいと私は思います。

そしてより良い環境を目指して頑張ると、絶対にまた「どこの職場も同じだよ」と言うドリームキラーが現れます。

しかしドリームキラーの多くは、より良い未来を目指して頑張る事を諦めた人たちです。

そのため彼らは、夢見て頑張る人たちの希望を打ち砕こうとします。

 

しかしこうしたドリームキラーに惑わされず、未来を良くできるように現職なり、転職活動なり頑張る事がオススです。

どこの会社も同じだからと諦めて、残りの数十年をずっと無気力に働き続ける方が絶対にしんどいと、私は思います。

より良い転職へのチェックポイント

より良い転職へのチェックポイント

ここまで、転職して感じた会社の違いや、結局どこでも不満が出る事を話してきました。

それではより良い会社に転職するために、実際どこを意識すれば良いのか、私や友人の経験から、重要だと感じた要素をピックアップしていきます。

東証プライム上場企業か

やはり大きい企業の方が中小企業よりコンプライアンスが整っている事が多いです。

私や友人・知人のケースを見ていても、大企業グループ社員の方がモラルがあったり、福利厚生が良いことが多いです。

実際に2019年に政府が作った、年間休日5日取得義務化でも、当初は大企業は2019年4月からで、中小企業は2020年4月からでした。

しかも私の取引先では、この有給義務化の話をしたらその事を知らなくて、後で調べたら正月休みを減らして有給を使っている事になっていた、という事が判明しました。

このため中小企業の中からホワイト企業を見つける努力より、ホワイト企業が多い大企業に入る努力の方が労力が少ないと思います。

 

そして大企業かの基準として、東証プライム上場している企業として選ぶのがオススメです。

もちろんダイソーやサントリーといった未上場の大企業もあるので、上場してなくても明らかに大きい企業であればアリだと思います。

悩める人
悩める人

いや大企業そんな簡単に入れないんだけど

という人の気持ちはすごく分かりますし、私もそうです。

 

そんな方は大企業グループや、大企業の小会社を狙うのがオススメです。

グループや小会社も、大企業の傘下なので、

  • コンプラ意識は親会社から徹底されてたり
  • 親会社と共有の良いシステムを使ってたり
  • 親会社のおこぼれの福利厚生があったり

します。

またうまくいけば、大企業への転籍の可能性もあり得ます。

そのため大企業グループを狙って転職活動するのがアリだと思います。

BtoB メーカーかどうか

BtoBのメーカーは休日が多い企業が、多いです。

私の場合、1社目や2社目は代理店や卸売業で、年間休日90日台でしたが、今はBtoBメーカーで110日以上あります。

また残業も少ない事が多く、私は平均残業10時間/月 前後です。

※繁忙期は30時間程度の時もありますが、早く帰りたい時は自分で調整出来ます。

私の同業界のBtoBメーカーや、知人のBtoBメーカーの年間休日日数を見てても110日前後あるように感じます。

また商社等と比較すると、BtoBメーカーはおっとりした社風の企業が多いように感じます。

 

こうした理由として、

まずBtoBの側面から言うと、

  • 一般消費者は、土日関係なく問い合わせが来ますが、
  • 企業相手だと、相手も時間外労働したくないので、基本は勤務時間内に連絡して

くる事があります。

また、

  • 一般消費者は匿名に近く無茶苦茶言ってくる顧客率も高くなりますが、
  • 企業相手だと、向こうも会社の看板を背負っているため理不尽過ぎる事を言う人は少なめ

である事に加えて、

BtoBだと、多くの取引先は既存顧客である事が多いため、工場停止の案内などを送っても理解してくれる相手が多いです。

 

メーカーの側面としては、

  • 商社と比べると、価格競争に巻き込まれにくい
  • 商社と比べると、覚えるべき商品点数が少なくて良い
  • 工場は休暇が多い
  • 工場稼働外は何も出来ないので、他部門も休暇が多め

といった要因が挙げられます。

 

こうした事から、BtoBのメーカーは労働条件が良い企業が多いと感じます。

製造業でなくても、サービスを提供する企業でも良い企業に入れた友人もいるので、製造業が難しければサービス提供企業を検討するのもアリだと思います。

上司がまともか

会社規模や、業界、社風などの影響は職場の雰囲気に影響します。

しかし結局職場の雰囲気に一番大きく影響するのは上長です。

たとえどれだけ、

  • 会社がコンプラにうるさくても
  • メーカーで休みやすい雰囲気でも
  • BtoBでお客がおおらかでも

上長が恐怖政治を強いて、それを上層部にバレないように隠蔽していたら、働きにくい職場になるのは間違いありません。

そのため職場を仕切る上長がまともかどうか見極めるのは大切です。

あくまで意識スべきは職場のトップです。

部門のトップが部長でも、職場にいるトップが所長なら所長を意識します。

 

この上長の人間性を見抜くのは至難の業ですが、面接時に上長が出てくる事が多いので、その時にしっかり観察するしかありません。

私が転職する時には以下をよく見るようにしていました。

  • こちらにタメ口や、横柄な態度ではないか (部下をモノ扱いしてる可能性アリ)
  • やけにフランクで、馴れ馴れしくないか (公私混同する恐れアリ)
  • プライベート過ぎる事を聞いてこないか(コンプラ意識が低い)
  • ツッコミが多く、揚げ足取りな質問が多くないか(入社後も同様に詰められる可能性あり)
ガマドドラゴン
ガマドドラゴン

私の上長は、面接時は丁寧に話してくれて、服もカッチリで終始おおらかでしたが、入社後も私のキャリアを考えたサポートしてくれる素晴らしい上司でした。

面接時の上長の雰囲気は、だいたい勤務後も同じだと思った方が良いです。
私の経験上、面接時に怖かった人が実は勤務後は優しかった、なんて事はありませんでした。
1社目の面接で圧迫面接してきた人は、入社後もクズみたいな人間でした。

 

このため面接時には上長をよく見て、勤務後もうまくやっていけそうか意識してみるのがオススメです。

会話があまり出来なかった場合、面接最後の質問で、上長に以下質問を投げかけてみて、会話をしてみるのも手です。

  • 好きな事は何か (趣味は何か)
  • 勤務時間外は何をしているのか
  • 人生で心がけている理念はあるか
  • 仕事で意識している事はあるか

 

なおここまで述べてきた注意点は、以下記事に詳細あるのでご参考に。

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共により良い会社で、より満足の出来る社会人ライフを過ごしていきましょう!

それでは、また!

 

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