こんにちは、ガマドドラン(GamadoDragon)です!
この記事は、以下のような方に向けた発信です。
- なぜ有能な人ばかり辞めていくのか
- 無能ばかり残る職場には、なにか共通点があるのか?
- 自分はこのまま会社に残ってて大丈夫なのか?
どんどん優秀な人が辞めていく会社って、ありますよね。
世間一般のイメージだと、無能な人はミスや失敗ばかりする → 居場所がなくなって辞めていく
というのが普通ですが、これと逆行して優秀な人ばかり辞める職場の理由が何なのか気になると思います。
そこで私が経験した優秀な人ばかり辞める会社の特徴と、その原因を説明していこうと思います。
無能ばかり残る会社の原因
上層部が無能だから
周囲に優秀だと思われる人は、総じて行動力があったり頭の回転が良いです。
そのため会社の問題点を見つけた際、普通の人なら、
まあ会社ってこんなもんだよな、帰ってゲームしよ
となりますが、やる気のある優秀な人は、問題を解決しようとします。
しかし一人で完結できる問題に着手するうちは良いですが、これが上司や周囲を巻き込まないといけない規模になると、反対されて挫折します。
なぜなら無能な上層部は些細なリスクも嫌うため、結果として改善が出来ないためです。
そのくせ責任や仕事は部下に丸投げだったりするので、非効率とわかっているやり方で黙々と仕事をさせられます。
こうなると仕事へのやりがいも感じられません。
また変革案は拒むのに、
もっと自分で考えて動いてよ
などと矛盾した事を言ってくるため、やる気ある人は不満と不毛感を募らせていきます。
そしてこうした事が続くと、やる気のある人は、自分が動きやすい新天地を求めて退職してしまいます。
こうなると、自分の保身だけ考える人や、やる気のない人ばかり残り、その中から次の上層部が出てくるため、無能な上層部のスパイラルが続いていきます。
優秀な人に仕事が集まるから
優秀な人は、
- 頼んだ仕事をきっちりこなしてくれたり
- 人よりこなせる仕事量が多かったり
- 自分で問題を見つけて取り組んだり
するため、仕事が増えやすいです。
そして仕事量や、仕事のレベルは役職クラスでも、役職無しでこき使われる事も多いです。
そこでめげずに頑張り続けると、周囲はやる気のない人ばかりなので、目立って優秀だと認識されます。
しかし頑張る人には、何かしら頑張るための原動力が必要です。
- 仕事もやりがいが無く
- 会社の成長も期待できず
- 給与アップも少ない
ような会社の場合、頑張る人のモチベーションは「もっと良い会社で働く」となってしまいます。
その結果、優秀だと認識されてる人が辞めて無能が残る印象が強くなります。
なお優秀な人に仕事が集まる理由の詳細は、以下記事で述べてますので参考にしてみてください。
無能は転職できないから
不遇な給与や福利厚生だったり、仕事内容が微妙な職場だと、まともな人は転職していきます。
一方で、会社に不満があるのに転職しない人というのは、
- 転職し過ぎで後が無い
- 面倒くさくて転職活動しない
- 転職しても待遇が改善されない
の、どれかになります。
いくら多忙でも、自分のキャリアについて考えていれば、普通は転職エージェントに相談くらいするものです。
このため不遇な会社に残る人は、
- 思考がマヒして、そもそも転職が選択肢に無い
- 転職活動したが、今より悪化するリスクを恐れて転職しない
- 現職で実績を出してから、ステップアップを目指している
という人が多いと言えます。
3のタイプはまともですが、職場に十年以上いるような古株の社員は、たいてい1か2のタイプです。
そして、こうした選択肢が無い人たちが残ると、会社に居座る事を目的として働くようになります。
その結果、
- 新しいやり方や、新システムを拒んだり
- 自分より出世しそうな部下や後輩を潰したり
- 成果を出すより、上層部に好かれる事を郵船したり
するようになり、より無能な人材へと成り果てます。
離職率が高いから
そもそも論ですが、離職率が高い職場だと優秀な人が辞める率も上がります。
離職率が高い時点で問題の多い会社ですが、離職率が高いと、残っている社員に退職者の仕事がふり掛かるため、会社に残れば残るほど負担が増えて苦しくなります。
この耐久レース状態では、たとえ数年耐えれても退職する人が出てきます。
そして、このような環境ではたくましくならざるを得ないため、数年勤務していると、どんな人でもある程度仕事が出来るようになります。
そのため数年程度いる中堅で頼りになる先輩となりますが、耐えれず退職していくため、その様子を見て、優秀な人がよく辞める会社だと感じるようになります。
業界が斜陽産業
業界が斜陽産業で頑張っても成果が出にくい会社では、無能ばかり残る可能性があります。
斜陽産業では、市場自体が縮小しているため頑張っても売上を上げづらいため、結果として自分は頑張ってるのに業績が良くならず、給与が上がらないという事になりやすいです。
こうなると努力が不毛だと感じ、転職して業界を移動する人が出てきます。
また斜陽産業では、昔から存在する古い業界が多いため、古風な社風の企業も多いです。
そして古風な会社はリスクを恐れて決断を先延ばししがちなため、新たな業界への挑戦といったリスキーな投資はせず、現業界向けの地味な投資を繰り返して、事業が細っていきます。
さらに市場が縮小気味だと、新商品を出すために充分な需要が無い事も多いです。
この結果、リスクを恐れて現行品の似たりよったり品が量産されます。
このような社会への貢献を感じられない環境に嫌気が差して、優秀な人が転職する可能性があります。
優秀な人もダメになるから
優秀な人の中には、あえて転職を目指さず、
俺がこの会社を変えるんだ!
と考えるバイタリティー溢れる人も、たまにいます。
しかし優秀な人でも、知識ややる気のない人に囲まれ続けると、良い環境で働く人と比べると、業務効率化や、売上アップのためのノウハウに差が開いてきます。
しかもやる気の無い人ばかりの会社だと、まずその人達をやる気にさせないとダメなため、仕事ができるだけでなく人を動かす能力も必要となりハードルが高いです。
さらに無能な人が多い職場だと、
- 嫉妬して足を引っ張る人がいたり、
- 生意気な部下を抑えつける上司がいたり、
- 頑張りたくないから、頑張る人に圧力を掛けてる人だったり、
がいて、本来の実力を発揮できずに潰れてしまう場合もあります。
そしてこのような不毛な環境で、燃え尽きてしまうと、転職する気力もなくなり、惰性で会社に残る抜け殻と化します。
このように無能に囲まれていると、優秀な人も優秀でなくなる場合があるため、無能ばかり会社に残るように感じます。
オススメな行動
ここまで無能な人ばかり残る職場の原因を解説してきました。
ここからは、そんな無能ばかりの人達が残る職場にいる場合にやるべき事を紹介していきます。
転職の準備をする
ここまで述べてきたように、どれだけやる気や気概があっても、不毛な環境では成果を出しづらく燃え尽きる可能性が高いです。
これは例えると、下りのエスカレーターを登ろうとしてるもので、上りか、せめて止まっているエスカレーターへ乗り換えないといけません。
このため転職をするつもりで働くのが妥当です。
しかし勤務後一年以内の転職は不利になりやすいです。
そのためもし絶えれそうなら、一年間耐えて、その間に転職の準備をします。
なお、もし一年も耐えれそうでない人は、辞めても大丈夫だと思っています。
山や谷はありますが、短期離職したからといってまともな会社に二度と就けなくなるわけじゃありません。
私自身、3ヶ月で最初の会社を辞めてますが、なんとかなっています。
その時の詳細と辞めていい理由を、以下記事にまとめてるので参考にしてみてください。
そして転職の準備では、職務経歴書や履歴書を作成したり、実際に求人を見てみます。
なお隠れ優良企業の見つけ方を、以下記事で解説してるので参考にしてみてくだしあ。
このようにして、転職準備をじっくり行いながら、1年の経験を積んだら転職していくのはアリです。
会社の問題点を意識して働く
転職する予定だからと、今の会社の仕事をテキトーにこなさない方が良いです。
なぜなら転職市場で評価されやすいのは、前職で会社に貢献した実績のある人だからです。
会社に貢献した実績なんて無い、オワタ
という人は、結果ではなく思考と行動が大切です。
会社の売上アップや、経費削減など、会社のために出来る事を考えて行動した事が大切です。
さらに欲を言えば、会社の問題点を見つけて、それに対する解決策を考え、それに向けて出来ることをする事です。
例を出すと、
- 会社の問題点:ブランド力の向上
- 改善策:認知度の向上
- 具体策:SNS運用や、会社ブログが理想だが、会社から許可が降りないので商品一覧表や、会社概要の資料を作ってお客に渡す
- 会社の問題点:新規商材の少なさ
- 改善策:取扱品を増やす
- 具体策1:客から聞いたニーズと新商品案をセットで、先輩や技術部へ頻繁に共有する (長期目線での売上アップ)
- 具体策2:新規仕入れ品を増やしてカバーする(短期目線での売上アップ)
といったところです。
なお上記は主に売上アップでの目線ですが、経費削減や、知的資産の蓄積の目線では、
- 誰でも分かる見やすい顧客台帳を作る
- 営業担当に属人化していた技術・顧客資料を公開する
- 顧客から得た競合他社の動向を報告する
などがあります。
このように、会社の問題点とその改善策を考え行動していた、という事が言えれば実績が無くても評価されやすくなります。
資産形成を意識する
これは長期目線でのオススメになります。
長い社会人生活で潰れないためには、ストレスが少ない(or 適切)環境が理想ですが、そのためにはいつでも過度なプレッシャーや困難から逃げれる状態である事が大切です。
そしてこのためには、資産がある事は必須です。
まず資産がある程度あれば、転職活動が長期化しても、しばらくは食いつなげれるため転職しやすいです。
そしていつでも転職できると感じれば、仕事へのぷれっしゃも減り、気が楽になります。
この考え方について、以下記事で詳しく述べてるので参考にしてみてください。
何より極論を言うと、お金があれば働かなくてよくなるため、好きな事をして生きていけます。
仕事辞めると余計生活費も増えて、めちゃくちゃ貯金が必要になるし現実的じゃないわ
という人は、金利を意識すると見え方が変わります。
日本の銀行は金利0.001%などが普通なため、貯金は増えないという認識が一般的ですが、海外銀行だと金利3%もザラにあります。
金利3%という事は、1000万円預けたら毎年30万円、5000万円預けたら毎年150万円もらえる事になります。
このようにお金自体を増やせるため、その増えたお金の範囲内で生活できれば貯金を減らさずに生きる事も可能です。
そして海外銀行の金利が高いと言うと、銀行が勧めている外貨預金に目がいきますが、あれは手数料が高いのでオススメしません。
私的に、お金を増やすためにオススメなのは、株式投資か債権の購入になります。
元本を絶対に減らしたくない方は債権
元本は多少変動するが高い金利を得れるのは株式
という位置づけです。
株の始め方は、以下動画がわかりやすかったです。
(長いですが口座開設まで解説してくれてました)
このように資産増加によるメリットを認識しておくと、資産が増えていくと精神的に楽になるため、仕事のモチベーションも維持しやすいです。
以上になります。
共により良い会社で、より満足の出来る社会人ライフを過ごしていきましょう!
それでは、また!
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