- 毎日の電車通勤で精神をすり減らしながら働いている
- こんな生活を何十年も続けれる自信がない
- もう少し快適に通勤したいけど、転職までする勇気はない
この記事は、このような悩みを持つ方に向けた発信です。
こんにちは、ガマドドラン(GamadoDragon)です!
朝の通勤ラッシュの満員電車はしんどいですよね。
私自身、何年間も往復3時間以上の通勤をしているため、その辛さは身にしみてわかります。
朝の通勤で精神を削られて、会社に到着する頃には既に半分ぐらいのエネルギーを使い切っているのもザラです。
こんな朝の通勤時はみんな精神的に余裕がなくなるため、
- ぶつかられたり
- 場所を取りまくっているやつがいたり
- カバンや荷物が邪魔だったり
- 変なやつに絡まれたり
と、ただでさえ肉体的に疲れるのに、さらにストレス要因が重なり精神的にもすり減りますよね。
こんな通勤のストレスを少しでも和らげるために、私が実践している満員電車の攻略法をご紹介していきます。
この記事を読むことで、
- 自分が通勤で一番嫌なポイントに気づける
- 満員電車での対策がわかる
- 対策ができれば、電車通勤の憂うつ感も軽減される
といったメリットがあります。
ストレスの原因
満員電車の攻略方法を触れていく前に、満員電車が辛いと感じる原因を考察してみます。
改めて原因を見ていくことで自分の辛さの最大限の理由を把握して、対策の優先順位をつけられます。
そして記事の後半では、原因別に根本的な対策も紹介していますので、どの点に重点的に取り組むべきか考えれます。
長時間立ちっぱなしで疲れる
混雑している電車では、始発駅でない限り毎日必ず座れることは無いでしょう。
そのため通勤電車で立ちっぱなしになる人が多く、その状態で1~2時間も継続するのは大変です。
普通に考えても、毎日1時間以上立つことを週5回往復で行うことを何十年間も続けていたら疲れて当然です。
その上電車内では、ただ立っているだけでなく、
- 隣の人のカバンや足が邪魔で辛い体勢で立たないといけなかったり、
- 電車の揺れや急ブレーキに耐えたり、
- 人の乗り降りで押されたり、場所を移動する必要があったり
- 異臭がしたり、汗だくの人と密着したり、
と、常に気を張りながら立たないといけないため、精神的にもすり減ります。
早起きによる寝不足
電車通勤に苦しんでいる人は、通勤時間が長い人が多いです。
そして通勤時間が長いと、それだけ朝早く家を出て遅くに帰宅することになるので、睡眠不足になりがちです。
また会社で小休憩などあれば良いですが、昼休みしか休憩時間がないと、
- 眠くても寝てはいけないため辛い
- 朝起きる時の苦しさが半端ない
- 休日に寝溜めをしないといけない
といった具合で、毎日ジワジワとすり減ります。
仮に電車で座れて寝ることができても、
- 座りながらなので楽な体勢ではない
- 横の人にもたれないように寝ないといけない
- アナウンスや扉の音など雑音がある
といった要因があり、あまり寝れた感じがしません。
寝不足が続くと、常にぼーっとしてしんどいですし、朝起きる時に心臓が苦しくなり生活の質を下げます。
自由度が低い
電車通勤だと周囲に人がおり、周囲に気を遣わないといけないため電車内で出来ることが限られてきます。
これは車通勤と対比すると分かりやすく、
- オナラもできないし、
- 電話もしたらダメだし、
- 食べ物を食べるのも良くないし、
- 荷物が多いと肩身が狭い
- マスクを着用しないといけない
といった事があり、リラックスできず落ち着きません。
また公共交通機関の場合、
- お腹を壊したら、次の駅に着くまで降りれない
- エアコンの調整ができないため寒すぎたり暑すぎたりする
といった、自分で調整できない事が多いのもストレスが溜まる原因になります。
駅までの徒歩、自転車がしんどい
最寄駅まで距離がある人は、
- 荷物が多いときや、
- どしゃ降りの日や、
- 暑い日や寒い日
には駅まで歩くのも疲れますし、自転車で通ってる人は疲れが倍増します。
さらに駅までの道が
- 歩道がなくて危ない
- 歩道があっても自転車と歩行者が一緒で危ない
- 信号が多くて、信号に引っかかりやすい
といった道だと、地味にイライラが募ります。
満員電車で疲れにくくなる攻略法
毎日の満員電車は、少しでも快適に過ごせるなら、それに越したことはないですよね。
そのため、ここでは満員電車で使える小技を紹介していきます。
混雑する車両や、扉を変える
もし今までずっと同じ車両に乗っている人は、一度車両を変えてみるともっと空いてる事があります。
多くの人が大きなターミナル駅の階段や、出口に近い車両に乗ります。
そのため主要駅の出口から一番遠い車両だったり、扉も一つがあるだけで空いてる事が多いです。
私自身、以前はずっと降りる駅の階段に一番近い車両に乗っており、人混みと座席に足を挟まれて骨が折れるんじゃないかと思う事があるほどでした。
しかし寝坊して、慌てて普段と違う車両に乗ったら全然空いてて、うまくいけば座れるぐらいだった時には驚きました。
そのため、
- 主要駅(終着駅など)の出口から離れている車両
- 一番端の車両
- 入り口から遠い扉
などは空いてる可能性が高いので、試しに乗ってみるのをオススメします。
また降りる駅が出口から一番遠くになったりするデメリットはありますが、
数分歩く距離が伸びるだけで、電車内の1〜2時間を快適に過ごせることを考えると効率が良いのではないかと思います。
優先座席側の扉から乗る
優先座席には座れないという意識から、満員電車でも無意識に優先座席の扉を避ける人が多いです。
※私は優先座席には座らない派で、座らない人が多数だと思うので座らない前提として進めていきます。
そして席に座れそうなほど空いているときでも、優先座席側の扉の方が人が並んでいないことが多いので、
早めに列に並べない人は優先座席側の列に並んだ方が、普通座席側の列の後ろに並ぶより座れることがあります。
そのため例えば、乗り換えをしないといけない人は早めに並べないため、この方法がオススメです。
私自身、いつもこの方法で通勤しています。
良い立ち位置を確保する
人によってはどれだけ頑張っても席に座れそうにない、という方もいると思います。
そういう方は少しでも楽になる立ち位置を確保しましょう。
電車での立ち位置として、多少違ってくるとは思いますが、大きく分けると6箇所に分けれると思います。
- 座席がない通路
- 座席の手前の通路
- 乗車口の反対側の扉の前
- 乗車口側の扉の前
- 扉のすぐ横
そして、この中で一番楽なポジションは5の扉の横です。
もし自分が電車待ちの列の最初の方に並べるなら、このあたりを狙うのがオススメです。
もし自分が降りる駅まで片方側の扉しか開かないのであれば、開かない側の扉の手前を取れれば扉に持たれ掛かれるので楽です。
そうでない場合、とりあえず2の座席前の通路に行くことをおすすめします。
座席前の通路は2列になるのが標準なので、1の扉前の通路がギュウギュウ詰めになってても座席前の通路の空間は空いている現象がよくあります。
ポジションなんて取れる余裕がないほど混雑している場合、あえて人混みの真ん中に行くことで、自分で立たなくても周りに立たせてもらう、という方法もあります。
私の場合、乗車口の扉が降りるまで開かないため、いつもギリギリに乗るようにして扉の前に立つようにしています。
何人か顔を覚える
満員電車だと、人が多すぎて顔を覚えるなんて無理ですよ
という反応があると思いますが、空いている車両に毎日乗っていると人が少ないので何人か覚えれることがあります。
そしてその顔を覚えた人が降りる駅を覚えておけば、
- 早めに降りる人であれば、その人の前に立つようにする
- 最後まで降りない人であれば、その人の前は避ける
といった対策が取れるため、たとえ乗車駅で座れなくても、この人の前にいておけば次の駅で座れる、とわかっていると精神的にも楽になります。
座席の人と人の中間あたりに立つ
電車内では座っている人が降りるために席を立つ時、その人の前に立っている人が座れるという暗黙のルールがあると思います。
そして、これはモラルがよく無いかもしれませんが、自分が立つ時にあえて座っている人と人の間あたりに立つと、
自分の右側の人と、左側の人のどちらが席を立っても、自分が座りやすい雰囲気が出ます。
特に座席のちょうど中央辺りでこれをすると、
- 自分の右側の人は右側の扉へ行く
- 自分の左側の人は左側の扉へ行く
という可能性が高く、座っていた人が自分の横の人をブロックして自分が座りやすくなります。
番外編
ここまで電車内を快適に過ごすための方法として、混雑を避ける方法や座席に座りやすくなる方法を解説してきました。
次に番外編として、私が思う、知っておくと便利な事にもふれていきます。
変なやつには関わらない
電車は多数の人が集まり、みんな余裕がないため、どうしてもマナーやモラルのない輩と遭遇して嫌な気持ちになることがあります。
特によく見かけるのが、
- 電車待ちで順番抜かしするイカれ野郎
- 混んでるのに足を開く/伸ばして座るバカ
- ホームでぶつかってくるドあほう
などです。
※人を避けないやつの対処法をまとめた記事もあります。
こういう輩には腹が立ちますし天誅を下してやりたくなりますが、こういうモラルのない人達は正攻法で正論をかざしても逆ギレすることが多いです。
そのためシンプルに変な人間とは遭遇する回数を減らして、そもそもストレスを感じなくするのが一番です。
もしマナーのない輩がずっと同じ車両にいるなら、仕方ありませんが他の車両などに移った方が良いです。
その変人への天罰の下し方を考える時間と、不毛感がもったいないです。
それでもどうしても報いを受けさせたいと思った時は、自分で戦わずに
- 駅員さんに報告する (常習犯なら特に有効)
- SNSなどに物議をかもす
といった方法などを取りましょう。
ただ順番抜かしの場合だけ、私が先頭付近のときだけ自然な形で扉をブロックしたりはします。
しかし、不自然になるほど無理やり立ち向かおうとすると、
- 順番抜かしに席に座られる前に急いで座ろうとすると、アタックしてくる
- 足に引っかかると、舌打ちをしてくる
- ぶつかり返すと、逆ギレで絡んでくる
といった感じで、さらに悪化するケースがほとんです。
また成功してもドキドキして自分がやるべき事に集中できずに時間を浪費するだけなので、
変なやつには関わらない方が一番です。
電車内でお腹を壊しにくくなる方法
朝の通勤電車でお腹を壊すと、悲惨です。
まず、次の駅で降りずに耐えるのも地獄ですし、仮に次の駅で降りてトイレに行っても、
朝の駅のトイレは満員になっている事が多いので、そこで待っている間も地獄です。
ちなみに便意には波がありますが私の経験上、第三波は超えれた事がないので無理は禁物です ※もらした訳ではありません。
そして朝にお腹を壊す原因は様々ですが、電車内でお腹を壊す要因として、
- 冷房が効きすぎてお腹を冷やす
- 職場が嫌すぎるストレス or 緊張感
- 単純に自分の便意を催す時間帯
といった可能性があり、簡単に対策が取れるのは、お腹が冷えるという点です。
そしてこのお腹が冷えるという点は、けっこうバカにできません。
私自身、今まで冷房を寒いと感じたことはなかったですが、電車内でリュックをお腹側に背負うようになってからお腹を壊さなくなりました。
いや、それたまたまでしょ
と疑問に思う方もいると思いますが、リュックをお腹側に背負うようになってから、
リュックを背中に背負って乗った事がありましたが、冷房にお腹を冷やされているな、とヒシヒシと感じました。
またリュックで通勤している人は、前側に背負ったほうが周囲に迷惑をかけにくいのでおすすめです。
カバンで通勤している人は、カバンでお腹を護るようにしてみてください。
根本的な対策について
電車通勤が自分の生活の質を下げていると分かっていても、
- 家族の職場や学校の関係で、引っ越しできない
- 通勤のために転職するほどではない
- 都心部は家賃が高いので、通勤が長くなるのは仕方ない
といった理由で我慢している人は多いと思います。
そこで最後に通勤電車内での対処法だけではなく、そもそも長時間の満員電車に乗らなくて良くなるような、
職場や周囲への対策も述べていきます。
直行直帰や出張する
事務所に出社する回数を減らせれれば、通勤の回数が減ってかなり楽になります。
週5回通勤が、週3回になるだけでも辛さは大きく軽減されると思います。
そこで一番よく使える方法として、直行直帰や出張がおすすめです。
上長へ今まで直行していいか聞いた事がないのなら、ダメ元でも聞いてみましょう。
直行の理由もそれっぽくするため、
- 現場への営業/作業の手伝いで、朝から行かないといけない
- 9時過ぎに遠方での待ち合わせとなっている
といった理由などを使ってみてください。
また上長に直行直帰を拒否されたとしても、人によっては承諾してくれる事もあるため、
上長や上司が変わったら、またダメ元で相談してみるのも手です。
加えて、担当の業務や顧客が増えると出張に行きやすくなります。
これは仕事の幅が増えるため、遠方への主張や朝イチでの現場仕事といったイレギュラーな仕事が舞い込んでくる確率が上がるためです。
また仕事の幅が広くなると頼りにされ信頼されるため出張や直行すると言っても、とやかく言われにくくなります。
そのため新しい業務や、担当先へも積極的に応募して行ったほうがいいです。
今は出張が難しいという場合も、経験を積んでいけば、
- 誰かが辞めた時に担当業務が増える
- 既存顧客がいない未開拓エリアの開拓
- 違う部署への抜擢
といった風に、業務が増えて出張にいける可能性も増えるので、諦めずにチャンスを掴みましょう。
テレワークを提案する
最近はやりのテレワーク、ちらほらと問題の声も聞こえますが、導入していない企業の意見としては、
- 社員がサボらないか心配
- 会社の仕組みがデジタル化出来ていない
- 職場の人が少ないので、誰か欠けると対応できない
- 効率が下がる
といったところでしょう。
私の職場も同じ問題に直面していましたが、
- 3日に1回だけテレワーク にする(1回2人ずつ 等)
- 週報にやった仕事を毎日記述する
- 在宅勤務のシフト表を作る
- 社内イントラネットのフル活用
- FAXを遠隔で見れるようにする
といった対策を取った事で、
- 郵便物と電話、誰が受けるんだ問題
- サボるんじゃないか疑惑
などは解決できました。
またいきなりテレワークを提案しても受け入れてくれない部署が多いので、提案するタイミングとして、
- 職場でコロナ感染者が出た時
- 緊急事態宣言や、感染者数が過去最多になった時
- 職場の誰かが濃厚接触者になった時
などに切り出してみると、前向きに検討するキッカケになる可能性があります。
その際も毎日テレワークだとハードルが高くなるため、週に1回だけなどと提案すると、
モーレツ社員やアナログ世代のアンチテレワーク派の人も応じてくれる可能性が上がります。
昼寝できるようにする
通勤が辛い原因の中には、寝不足になる事が大きな理由の一つだと思います。
学生時代は朝が早くても授業中や休み時間に寝る事が出来たため、そこまで苦しくありませんが、
軽い睡眠を取りづらい職場だと、寝れないというプレッシャーで辛いです。
そして外回り営業だと、車内でコッソリ寝るという手があります。
問題は内勤の場合です。
内勤の場合、外出するために
- 健康診断を平日にする
- ワクチンを打つ
- 立替えで備品などを買いに行く
といった用事などを、こじつけましょう。
その場しのぎとしては、トイレで10~15分ほど寝る、といった方法があります。
早期退職(FIRE)を目指す
なによりの対策としては、会社に勤めなくてもいい状態を作ることでしょう。
そのために早期退職や、難しい人はセミリタイアを目指してみるのがおすすめです。
私自身もセミリタイアを目指して頑張っており、こうした希望が出来てから今の苦行も耐えれています。
もし早期退職(FIRE)について知らない方は、金持ち父さん貧乏父さんを読むと、細かく内容が理解できます。
または、中田のあっちゃんがYoutoubeで解説しています。
わからない方は、とりあえず
- 自分の年間支出を把握する
- 資産運用をはじめてみる
といったことから取り組んで見ると良いでしょう。
毎日の満員電車は辛いことが多いですが、電車内での対処法や、今後の目標を持って明日から頑張って行きましょう!
それでは、また!