- 仕事のやり方まで強制される職場に疲弊している
- もう少し自由が欲しいけど、自由な社風が売りな会社はブラック企業感がある
- ブラック企業を回避して、さらに自由な会社があるなら知りたい
この記事は、このような悩みを持つ方向けに発信しています。
こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です!
自分への裁量権のない職場で心身をすり減らしている方のストレスは、計り知れないと思います。
私自身、自由度が無い環境が、職場でのストレスの一番の原因だと思っています。
例えると、
- 社内での立ち振る舞いや、言動を逐一注意されたり
- プライベートでも勉強するよう要求されたり
- 客先での話題も決められる
といったマイクロマネジメントをされて自分で決定できる事が少ないと、自分がストレスを感じないように工夫する事すらできない事があり、ストレスをモロに食らってしまいます。
そのため極端な話、
- 多少給料が低くても
- 会社の今後の見通しが悪くても
- ムカつく同僚がいても
自由な環境だと自分でストレスをコントロールし易いため、不満は感じますが致命的なストレスを抱える可能性は低いです。
とはいえ自由な環境でも不満は溜まりますし、自由であればどんな会社でも耐えられるわけではありません。
そのため今回は、自由な社風の会社の中でも避けるべき会社の特長を紹介します。
避けるべき自由な会社の特徴 4選
上層部がすべて現場に丸投げ
自由な会社の中には上層部が業務内容に理解が乏しく、ただ社員を放置しているだけの場合があります。
こうした会社では、役員や部長がコンプライアンスやら経営方針やら言いますが、結局決断や実行方法は全て現場に丸投げします。
そしてこのような会社では、下記のようなことを言われたりします。
- 残業は減らして、やり方は現場で考えて、あと売上は下げないでね
- 今月の売上少ないの?じゃあどうするか考えてよ
- 社員同士で揉めてる?現場同士で話し合って解決して
- 在宅勤務開始してみます、やり方は営業所で考えてください (Wi-Fiや事務員用の携帯の支給はなし)
こんな環境では自由度はあっても、働きがいがなく会社への不満が募って転職してしまう事になります。
そのため上層部が現場を放置している会社は避けるべきです。
仕組みづくりに消極的
自由な状況は整備された環境で初めて成り立ちます。
例えると、信号のない交差点では事故率が上がって、かえって減速運転をするため効率が下がります。
別の例も出すと、万引き犯を罰する刑罰が無いとみんな万引きをします。
このように自由でも、仕組みが整っていない会社では秩序が保たれないためストレスが溜まります。
具体例を出すと、
- 評価が一律で、サボってても給料がもらえる
- 同じ業務でも、支店ごとに処理方法がバラバラ
- 役割分担がなく、気づいた人がやる仕事が多い
と、このような事が多い会社だと、自由人には良いですが、真面目な人は地獄です。
こうした不公平がないよう、
共通のフォーマットや、全拠点の取り決めを第三者(=部長などの上司)が行わないと、当事者同士で決める場合、どちらかが得して損するような事があると話が進みません。
そのため先程の話に繋がりますが、上司や会社が放置せず、仕組み作りなどに力を入れていないと、無秩序なだけの自由に苦しみます。
古い気質・体育会系の会社
体育会系だったり、古い体質の会社では、常識の範囲内での行動を求められます。
しかし明確なルールはないため、パッと見は自由そうに見えますが、常識の範囲外の行動を取ると怒られます。
このように暗黙の了解があるのにルールとして明言されていないと、どこまで自由なのか分からず苦労します。
そして、これらの判断基準を質問しても、
ケースバイケースだから、一概には言えないな。
間違えてたら、その都度指摘するから。
といった返答が来ると、毎回注意されないといけないためストレスが溜まります。
そのためルールは無さそうだけど、義理人情を重んじそうな職場は気をつけた方が良いです。
評価基準が曖昧
自由な働き方を進めるためには、しっかりとした評価制度が必要です。
なぜなら評価制度が曖昧な会社は、
- 社員の働く姿や
- 仕事への姿勢
- 人柄
といった可視化できない部分が評価に影響する可能性があるためです。
そのため自由と謳っていても、
- 残業時間が長いほうが評価されたり
- 頻繁に会社で顔を合わす人の方が評価されたり
- 有給を取らない社員の方が評価されたり
といった事が起こり、結果として選択権はあるけど選びにくい状態になります。
そのため自由な社風だけど評価基準が曖昧な会社は、自由謳っているだけの危険性があります。
こういった会社を見極める方法としては、
- 昇格や昇給の基準を聞く
- 会社が期待している、または活躍している社員の評価点を聞く
- 評価基準の実例をいくつか紹介してもらう
などがあります。
教育方針がOJT以外不明
自由すぎる会社では教育制度がないため、教育係も決まっておらず、なんとなく周囲の人間がノリで教える事になります。
そのため教育方針について、唯一決まってることはOJTのみで、教育内容も教育係に任命された一番若手に丸投げされる事が多いです。
そして若手も雑用で忙しいため、ただ仕事に同行だけしたりと、きちんとした説明を受けれず放置気味になります。
こうした環境だと自ら学びにいけない社員だと何も学べないまま、ある日いきなり担当を持たされるも、分からない事だらけで病んでしまう事になります。
まとめ
気をつけるべき自由な社風の会社の特徴をご紹介しました。
実際、これらの特徴は私の実体験をもとに構成しています。
自社の特徴を、自由な社風と表現している会社がいますが、実態はただ収集がつかなくなっているだけ、という会社に入社しないようにしましょう。
また自分の会社が中小企業か判断するための、中小企業あるあるをまとめた記事もあります。
昨日よりも、少しでも今日を豊かにしていきましょう!
では、また!
※関連記事