- ルート営業の仕事にやりがいを見いだせない
- このまま今の仕事を続けるべきか悩んでいる
- つまらないと感じる原因がなんなのか言葉で説明できない
この記事は、このような悩みを持つ方に向けて発信しています。
こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です。
社会人になって1年も経ってくると、仕事にも慣れてきて「自分はこのままでいいのだろうか」と感じてきますよね。
この気持ち、めちゃくちゃ分かりますし、おそらく誰もが通る道です。
その中でもルート営業を続けている場合、ルート営業を続けていていいのだろうか、と感じることもあると思います。
そのため、この記事ではルート営業がつまらないと感じる理由と、その対策を紹介していきます。
なお、この記事を書いている私はルート営業歴5年目で生活に充実感を持って、自分の成長を感じながら生きています。
こんな背景の私がルート営業を続ける中で感じた、つまらないと感じる原因と、現在まで試した事、行っている事をご紹介していきます。
この記事を読むメリット
- つまらないと感じていた理由がわかる
- つまらない毎日を変えるきっかけが見つかる
- 働き方の視野を広げれる
ルート営業がつまらないと感じやすい原因
ルート営業は、つまらない、やりがいがないと感じやすい仕事です。
なぜならルート営業の主な仕事は既に取引のある得意先との長期的な関係構築であり、現状維持の売上を維持する事が重要なため、仕事がルーティーンワーク化しやすいためです。
そして長年取引があるような得意先の場合、得意先からすると自分は今の担当者なだけで、よほど相性が悪くなければ誰でも担当できる仕事である事が多いです。
こういった点に加えて、評価制度や業務範囲などでも、やりがいを感じづらい構造になっていることが多いです。
そのためここでは、このルート営業がつまらないと感じる主な原因を、それぞれ具体的に説明していきます。
性格が合っていない
ルート営業への適性を意識する際、向いている特徴より、向いてない特徴の方を意識すべきです。
なぜならルート営業は難易度が高い仕事ではないため、よほどコミュニケーション力に難がなければ、誰でもある程度の適性があるためです。
そのため向いている特徴などで検索すると、
- 誠実
- 人の話を聞くのが得意
- 柔軟な対応ができる
といった、誰にでも当てはまるような特徴が出てきて、かつ今のゆるい環境もあり、営業も向いてなくはないし、、、と自己正当化してダラダラ続けてしまうハメになります。
しかし僕の経験から言えるのは、ルート営業がつまらない、と感じている場合、何年経ってもその感覚は変わる事はありません。
もちろん、売上が上がったり顧客から頼られたり感謝されると一時的に気持ちが高まりますが、気持ちの根底にある、つまらなさを感じる要因が変わることはありません。
そのためルート営業の仕事に飽きたり、つまらないと感じにくい人の方が適性があると言えます。
こういった点と、顧客との関係構築の点でルート営業に向いている人の特徴を挙げると、
- 温厚で誰からも嫌われにくい
- 同じ事の繰り返しでも苦にならない
- 忍耐力がある
といった、どちらかというと守りが得意な性格の方になります。
一方で次のような
- 人の話を聞くより話すほうが好き
- 好奇心旺盛
- 耐えるより挑戦する方が得意
といった攻めが得意な性格は、ルート営業に飽きてしまう可能性があります。
そのため向いている特徴より、自分が向いていないと感じる感性を重要視すべきです。
成長を感じにくい
ルート営業の仕事は、
- 事務処理
- 顧客の業界の理解
- クレーム処理
- 社内との調整の打合せ
- 未入金への催促
といった新規営業と比較すると、売上に直結しない仕事が多いです。
そのため売上以外の仕事が適正に評価されない環境だと、成長を感じづらくなってしまいます。
上記とは反対に、評価の基準が売上金額に重きを置いておらず、売上金額を上げても評価されづらい環境もあります。
この場合、成果をあげれる人からすると、売上金額の割に報酬が少ないと感じてモチベーションが下がる原因となります。
これらに加え、既存顧客から新規商材の注文をもらったとしても、前任者がコツコツ営業していた事がたまたま自分の時に花開いただけ、といった場合もあるため自分の実力で売上を取ってきた実感を得づらいこともあります。
自社商品・サービスに魅力がない
そもそも会社が売っているモノやサービスの価値がない場合も、つまらないと感じる原因となりやすいです。
なぜなら売っているものが悪いと、いいものを売っている営業と比べて売上を伸ばしづらく、そのため売上が上がるという成功体験を味わう機会が少ないため、達成感を得づらくなります。
また仮に商品が売れても、後からクレームが出ることも多く、加えてこういった会社は製造部がポンコツであったり仕入先の言いなりな場合も多いため、クレームに対してただ謝ることしかできず、やる気が失せていきます。
そのため自社の商品やサービスが良くない会社でルート営業をしていると、このような理由で仕事をつまらないと感じる場合があります。
仕事をつまらないと感じた時の対処法
仕事がつまらないと感じる時の対処法としては、一番手っ取り早いのは転職する事です。
しかしながら、
- やりがいのある仕事は、重要で責任が重かったり
- 成長できる仕事は、残業が多かったり
- おもしろい仕事でもノルマがあると辛くなったり
といった具合で、仕事を変えても、また違う悩みが出てくる可能性もあります。
そのため転職だけに限らず、幅広い方法をご紹介していくので参考にしてみてください。
新規開拓をしてみる
ルート営業といっても、新規開拓をしてはいけないわけではありません。
むしろルート営業の新規開拓は、既存顧客から紹介などをしてもらえるため、新規開拓のみの営業より難易度が断然に低いです。
そして新規開拓ができれば成功経験を積めるので、そこから自信に繋がり、さらなる新規開拓、と好転する可能性もあります。
また自分が開拓した顧客は、既存顧客と違い、過去の前任者と比較されたりしないため自分色に染めやすく営業がやりやすいのもメリットです。
とは言っても、新規開拓とか苦手だからルート営業になったんだけど
こういう方は次の方法がおすすめです。
担当地域を変えてもらう
自分が担当しているエリアを変えてもらったり、または広くしてもらうのも手です。
小さい地域を担当していると、絶対数の顧客も少ないですし、同じ客にばかり営業活動をしないといけないため、飽きてきます。
一方で担当地域がや顧客数が増えると、訪問する顧客数の選択肢が増えて自由度が上がります。
特に担当が地域ごとの場合、担当地域が広がれば、移動時間も増えるため自由度が格段に上がります。
また担当客数が増えると、より多くの情報が手に入るため、それらを活用してより信頼を得やすくなります。
顧客数が増えたら、回らないといけなくなる客数が増えて忙しくなるだけでしょ。
これは一理ありますが、客数が多すぎると大口顧客さえ維持できていれば小口顧客への営業が疎かになっても仕方ない、という風潮になります。
やりがいも増えるため、担当地域を変えてもらうのはおすすめです。
私自身、担当地域が増えた事で大きく自由度と権限が増えて、前より仕事へのモチベーションが上がりました。
転職活動する
転職活動といっても、すぐにでも面接を受けたり求人に応募しないといけないわけではありません。
まずは人材紹介会社へ登録して相談してみる事で、自分のキャリアの棚卸しや今後のキャリア形成について整理することできます。
転職活動は今すぐでき、転職しなかったとしても何も失うものはないので、とりあえず転職活動も同時並行で進めておくのがおすすめです。
ちなみに私の経験から、人材紹介会社へ相談する際の注意点が、人材紹介会社は現職の経験を活かした転職を進めたがるので、営業職のキャリアを進められることが多かったです。
そのため、もし管理部門へのキャリアチェンジも視野に入れているなら、管理部門に強いMS-Japanなどの人材紹介会社へ相談してみる方が専門的なアドバイスがもらえます。
僕自身、MS-Japanに相談したことがありますが、
- 管理部門へキャリアチェンジした場合の給与の相場
- キャリアチェンジのタイミング
- キャリアチェンジ後のキャリアアップ
といった事を明確にアドバイスしてもらえて、また転職活動を必要以上に促してくることもなかったので、キャリアチェンジを検討している人にはおすすめできます。
副業をする
営業職から他の職種にキャリアチェンジしたい方で、時間がかかっていいから給与ダウンせずにキャリアチェンジしたい方にオススメな方法と感じています。
なぜキャリアチェンジに副業がオススメかというと、
- 副業の収入があれば転職での給与ダウンの影響が少ない
- 副業を通じて、新しい分野の専門性が増す
- 専門性が高まると、その分野での転職がしやすくなる
- また副業を通して、その職種の働き方がイメージできている
といった事が期待できるからです。
また会社への依存度を下げれる点は大きく、不況時の給与ダウンや、急な転勤辞令といった会社の理不尽な要求にも強気で対応できます。
加えて、副業で得る事業所得は、税制面で優遇される事も多いので残業代の1万円より副業の1万円のほうが、手取り金額が多くなる点でも副業はうまみがあるのでオススメです。
ちなみに副業をする場合、初期投資が10万円以上かかるような高額な事業は避けて、少額から始められそうな事から試すことをおすすめします。
まとめ:自分の心の声を大切にしましょう
営業をつまらないと言うと、それは営業として未熟だからというダメ出しを見ますが、そんな声を気にする必要ありません。
なぜなら、僕には営業職として成果を出していた友人がいましたが、それでもキャリアチェンジしていたので、営業として上達すれば仕事が楽しくなるとは一概には言い切れないためです。
加えて、どんな仕事もしんどいのは同じという意見もよく聞きますが、だからといって何も行動をせずダラダラ年齢だけ重ねると、自分の市場価値がなくなり後々さらに辛い人生となる可能性があります。
そのため自分の心の声に素直に耳を傾けて、自分が情熱を持ってできる事を見つけるための方が頑張れますし、なにより自分で決断しているため後で後悔しにくいです。
自分の人生は自分のものなので、自分が幸せになる道を選んで頑張っていきましょう!
では、また!