こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です!
この記事は以下のような方向けに配信しています。
- 自分ばかり話す人ってなぜ会話を止めれないのか
- 人の話を遮って話す人の対処法を知りたい
- 話を止めれる方法があれば知りたい
自分の話ばかりする人は、危害は加えられないが、地味に面倒くさいですよね。
私自身も周囲に、
- 話し出すと最後まで話さないと止まらない人
- 人の話を遮って話し出す人
- 人の話は聞かないけど、自分語りだけ好きな人
などがいます。
そして彼らと会話するうちに、私なりに彼らの心理が分かってきたので、彼らの心理と、その対処法を紹介していきます。
自分の話ばかりする人の心理
忘れっぽい
忘れっぽくて、会話の最中に思いついた事を忘れる前に言いたい人です。
こうした人は、ふと思いついた事を言わずに忘れてしまうため、会話の最中であろうと話題を無理やり変えたり、強引に話に割って思いついた事の話をします。
こうした人の特徴は、
- 記憶力が悪い
- 創造性豊か
- 話題がコロコロ変わる
人が多いと感じます。
話をしていると、唐突に話題が変わったりしますが、実は相手の中では繋がっていたりします。
例を挙げると、りんごの話をしていて、いきなり魚料理の話をする人の思考回路は、
りんごの話 → りんごの名産は青森 → 青森のマグロが美味かった → 魚料理
といった感じです。
そしてこの時思いついた事をその場で話さないと、後で忘れてしまって気持ち悪いので、無意識に話そうとしてしまいます。
この結果、しょっちゅう話題が変わるし、全く関係ない話をし出すし、で疲れてしまいます。
会話が得意ではない
昔から会話をする事が少なく、他人との会話のキャッチボールが苦手な人です。
こうした人の特徴は、
- 人見知り(例:微妙な知り合いに挨拶しなかったり)
- 他人との距離感を把握出来ない
- 相手の態度や表情から気持ちを察すのが苦手
といった人が挙げられます。
そのためこのタイプは、互いに盛り上がる楽しい会話を意識しておらず、自分だけが話をしていても沈黙になっていなければ盛り上がった会話だと誤解している場合があります。
そのため相手も話しをしたい、という事を認識してなかったり、相手が話に飽きている事に気づけなかったりします。
さらに会話が得意でないと、以下に述べる弊害も出てきます。
孤独感が強い
会話が得意でない人は、コミュニティに溶け込むのが苦手で孤独になりやすいです。
このため会社以外で所属するコミュニティが少ない事が多く、会話不足になりがちです。
この結果、唯一のコミュニティである会社などで話しまくる場合があります。
さらに一人暮らしをしてると、より会話のチャンスが減るため、話せるチャンスがあるとここぞとばかりに話し続けます。
一人暮らしでなくても、自宅に居場所が無い方も同様です。
そしてこうした人は職場でも浮いて、会話の輪に入れない事が多いです。
こうなると自分が関係無いことにも無理にクビを突っ込んできて、会話に参加する事もあります。
こうして勝手に会話に割って入ってきて、自分の話をし続ける人が完成します。
思考の整理が苦手
自分の持つ知識や、考えをうまく頭の中で整理出来ない人です。
このタイプは、話を最後まで聞かないと要点がわからない事が多いです。
この理由は、話し始めの時点では結論をまとめきれておらず、話す事で思考を整理しているためです。
このため話が回りくどくなりがちで、不要な内容が存分にありします。
そしてこのタイプは会話を通して、思考を整理したいため、人に学んだ事や、考えている事を話したがります。
このタイプの中には、普通に会話のキャッチボールが出来る人も多いですが、ただ話が長くなりがちです。
ストレスでおかしくなっている
過去にストレスがピークに達した人を見たり、私自身もピークに達した事があります。
ストレスが極限になる状況は、大概が自分ではどうにも出来ない問題を抱える時であり、こうなると解決のしようがないため四六時中考えてイライラします。
その結果、腹が立つ事や、むかつく相手に対する悪口を永遠に言い続けます。
この時、ストレスで思考もマヒしてるため聞き手がどう思うかなどに気を配る余裕がありません。
そのため普段は人の話を聞ける人が、急に悪口しか言わなくなった場合は、限界が近いかもしれません。
興味の範囲が狭い
興味の範囲が狭い、または好き嫌いが激しい人です。
こういった人は、日頃から自分の好きな事しかしないため、
- 世間一般のニュースを知らない
- 趣味が少ない
- 特定の事を極めている
といった具合に極端なため、自分の興味のない話をしたがらないです。
そして詰まるところ、この手のタイプは、話し相手にも興味を持っていないと言えます。
自分が何を伝えたのかが大切であり、相手が何に興味があるか、どんな人なのか、は後回しです。
そのため会話をしていても、
- 自分の興味がある話題に無理やり変える
- そのテーマのコアな話まで説明しようとする
- 相手の事について質問する事は無い
といった感じで、結果として、自分の興味がある話題が会話の中心となります。
精神時間が過去で止まっている
年配だったりで、過去に思い出がたくさんある人です。
このタイプは過去に功績を残してたり、大役を任されてたりして、その時の記憶が強く残っています。
そのため何か聞いたら、過去の思い出話を含んだ不必要に長い返答が来ます。
しかしこのタイプのタチが悪いのが、実際に役立つ情報も知っている事です。
そのため必要な情報を知るために質問しますが、1分で済む内容を知るために、10分掛かったりします。
人を見下している
相手の話を重要だと思っていないタイプです。
そのように考える要因として、
- 相手を見下している
- 恋人や異性なら、本命ではない
- 自分は人より賢いと思ってる
などがあります。
この手の人は、自分は人より優れていると考える傾向にあり、相手の話を軽視してる可能性があります。
このタイプの特徴としては、説教だったり、批判の会話が多いです。
そして常に自分が喋る癖がついてるため、いざ有益な人と話す時も、相手の話をきちんと聞くことができない事も多いです。
対処法
ここまで自分の話をする人の心理をタイプ別に解説してきました。
そしてここからは、それらへの対処法を紹介していきます。
忙しい時に話をする
相手に聞きたい事があったりする場合、あえてお互いが忙しいタイミングを見計らって話す方法です。
例を挙げると、
- トイレに行くすれ違いや
- 外出先から電話したり
- 出社間際のバタバタしてる時や
- 取引先との面談前だったり
- 昼休憩間際だったり
といったタイミングで要件を話します。
こうすることで相手も話す余裕が無く、手短になる可能性がありますし、用事という建前があるので、合法的に会話の要点を催促できます。
返事をして聞き流す
相手が鈍感そうなタイプであれば、返事はするが話を聞き流す、という手もアリです。
相槌をしながら聞き流す、というのは難しそうに思うかもしれませんが、案外慣れるとできるようになります。
コツとしては、会話の聞き流していい部分を認識することです。
これは一種の要点を抑える能力にも繋がります。
相手の会話の冒頭で、どんな分類の内容かを推測します。
そして会話の分類は大抵、以下のどれかに当てはまります。
- 情報共有系
- 自慢系
- 愚痴系
そしてこの分類が推測できれば、後はそれに見合った相槌を打ち続けます。
それぞれに対しての返答例は、
- 情報系 → なるほど。そうなんですか。
- 自慢系 → それはすごいですね。
- 愚痴系 → それは大変ですね。苦労人ですね。
といった具合です。
この方法に慣れると、本当に自然体で聞き流せるようになってきます。
興味がありそうな話題は避ける
自分の話ばかりする人が興味を持ちそうな話題は、全力で避ける方法です。
シンプルですが、これは地味に効きます。
まず自分の話ばかりする人といると、嫌でも相手の好きな話題が把握できてきます。
そのため徹底的にそうした話題を、その人がいる場所ではしないようにするだけです。
職場の人達が仲が良いのであれば、事前にお互いにタブーな話題を決めておけば、なお良いです。
私の場合、社会問題やお金の話が大好きな人がいるため、NISAや政治といった話題はその人の前ではしないと、暗黙の了解になっています。
それでも自分の話ばかりする人が話し出してしまった場合は、次の対処法に移ります。
目を合わせない
これは相手によっては関係悪化する可能性があるため、鈍感そうな相手にだけ使います。
作業や、なにかに忙しいフリをして目を合わせない方法です。
席が横並びの状況であれば、正面を向いたまま目を合わさずに相槌だけします。
複数人の場合は、他の人を見ながら相槌をして目を合わせません。
また個人間のデスクにコロナ対策用のアクリル板がある場合は、相手の目線あたりに資料を貼っておき、目が合わないようにします。
その他のシチュエーションとしては、
- パソコンやスマホを見ていて忙しいフリをする
- 運転中なら、運転に集中しているフリをして相槌も少なくする
- 食事中なら、相手が話し出したタイミングでご飯を食べる
といった対策があります。
こうすることで、話し出してもそこまでヒートアップせずに話し終わる確立が上がります。
文面でやり取りする
会話だとムダ話に発展しやすいため、メールやチャットなどでやり取りします。
こうする事で相手もメールで短く済む可能性があります。
一方でメールを長文で返してくる人もいるため、それを防ぐためにこちらのメールも質問内容を簡潔に記載して送ります。
もし相手が隣の席にいたりで、メールをするのが不自然な場合、他部門の人も知りたがってる事にして、メールにCCを入れて聞いてみます。
ストレスの原因を無くしてあげる
これはストレスが極限状態で、愚痴が止まらない相手向けです。
こうした方は正常な心理状態に戻れば、愚痴が収まる可能性が高いため、まずはストレスを取り除いてあげます。
とはいえ自分がトラブルに巻き込まれると大変なので、解決策が思いつくなら策を助言をします。
この時注意がいるのは、いきなり助言するのではなく、相手の愚痴をしっかり聞いてあげ、同調した後にアドバイスする事です。
多くの人は理屈より感情が先なため、
と認識してもらわないと、話を聞いてくれないためです。
解決索が思いつかないなら、同僚などを会話に巻き込んで、他の人の案を聞いてみるのもを手です。
仕事による問題は結局のところ、転職か転部に行き着きます。
このため相手が限界そうなら、それらを提案するのは、相手のためにもなると思います。
指摘する
一度指摘してみるのも手です。
そもそも自分の話をしがちな人は、そのことに自覚していない場合が多いです。
このためやんわり指摘してみて、相手に喋り過ぎないように意識してもらうのもアリです。
この時に注意したいのは、自分目線での指摘ではなく、第三者からの評価だと伝える事です。
例を挙げると、
- 新しい部長は、話を遮って話す人嫌いだそうなので気をつけた方がいいですよ
- 〇〇さんが、できる社会人は相手の話をよく聞きニーズを汲み取る、って聞いたことあります
- 得意先の〇〇さんは、話を聞いてもらう方が好きみたいです
などです。
遠回しな言い方のため、この方法で気づく様子がなければ、直接指摘するしかありません。
直接指摘する場合は、相手の性格などを考慮して関係を悪化させないように気をつけてください。
まとめ
ここまで自分の話ばかりする人の心理と、その対処法について語ってきました。
自分の話ばかりする人は面倒くさいですが、心理を把握して、対処法をうまく使ってあしらっていきましょう。
ちなみに話が長い人が先輩の場合、対処法をより細かくまとめてるので、以下記事も参考にしてみてください。
お互いに充実した生活を送っていきましょう!
それでは、また!
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