- 散髪屋に行くのがめんどうだし、自分で髪を切ってみようか悩んでいる
- 自分で少し調整してみたら、他の部位も自分で切ってみたくなった
- セルフカットしてみたいが、失敗するのが不安
この記事は、このような悩みを持つ方向けに発信しています。
こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です!
髪ってすぐ伸びてきますよね。
せっかく散髪しても、すぐ髪が伸びてきて
- 散髪して1ヶ月しか経ってないけど、髪うっとうしいなあ、とか
- 前髪だけ切りたい、ここだけ他より明らかに伸びるの早いんだよ、とか
- 髪がモッサリしてきて思い通りに決まりづらい
といった現象、あるあるですよね。
こんなとき、ついつい自分で切りたくなりますよね。
美容師に髪の切り方を聞くにも、反対されて関係が悪くなるのも嫌だし、
プロはこだわりが強そうで高いハサミじゃないと切ったらダメとか言われそうですよね。
今回は、そんな方向けに10年以上自分で髪を切り続けている私が、失敗しないセルフカットの注意点をご紹介します。
この記事を読んで頂くことで
- 失敗しないためのポイントが分かる
- セルフカットの大まかなイメージがつく
- 最低限の必須アイテムが分かる
といったメリットがあります。
カット前の準備と必須アイテム
まず切り方の前に、散髪をする前段階での準備ポイントを知らない人がいるかもしれないため、
ここでは髪を切る前の準備と、必要なアイテムも紹介していきます。
セルフカットに必要なアイテム
ハサミは文房具用のハサミだと、紙は切れても髪は全く切れないものがあります。
使おうとしているハサミできちんと切れるか、毛先を切ってみて確かめてみましょう。
また初めてセルフカットをするなら、すきバサミを使うことをおすすめします。
すきバサミがなくても髪は切れますが、格段に難しくなるため、大人しくすきバサミを買うことを推奨します。
1000円も出せば最低限の切れ味のすきバサミが買えますが、切るというよりすり潰すようなハサミもあるため、カット後に髪がバシバシになりやすくなります。
性能はわかりませんが100円ショップにもすきバサミがあるので、髪質をあまり気にしない方は、
とりあえず100円ショップのすきバサミで試してみるのも手です。
私としては、2000円前後のすきバサミがおすすめです。
その程度の金額を出せば質の悪いハサミには当たりにくいと思います。
ちなみに私が今使っているすきバサミは、エルフィーナのすきバサミです。
性能は微妙で、ハサミの真ん中付近でないと切りにくいですが、切れるポイントで切るとキレイに切れている感じがします。
アマゾンで買いましたが、今は売っていませんでした。
参考として、2000千円前後で評判の良さそうなすきバサミを記載しておきます。
なお参考に、私が初めて買ったすきバサミは薬局においてある1500円ぐらいのやつで、切れ味は全く問題有りませんでした。
なので迷ったら薬局で買うのも無難かと思います。
髪を切る前の注意点
まず自分が目指す髪型を、髪型の写真などを見てざっくりと意識しておきましょう。
ちなみに私の場合は、耳をすませば、の天沢聖司くんをイメージしています。
誰かを参考にする場合、どの部位が長くて、どの部位が短いか、を特に意識しておきましょう。
次に髪を切る前に、髪を洗ってドライヤーをかけて癖の少ない状態にしておきます。
そして髪を切る場所を決めます。
風呂場に鏡がついていれば、風呂場で切るほうが後片付けが楽ですが、
洗面所にしか鏡がなかったり、洗面台に三面鏡がついている場合は洗面台で髪を切ることをおすすめします。
三面鏡がない人は、スマホのインカメで後頭部や側頭部を撮影して確認するようにすると失敗しにくいです。
もし洗面所で髪を切る場合、洗面台に新聞紙を敷くか、ゴミ箱を置いてその上で切るなどがおすすめです。
カット時の注意点
まずセルフカットをする上で意識すべきことは、切りすぎて失敗しないことです。
とりあえず切りすぎの失敗さえしなければ、ワックスでごまかせますし、散髪屋で修正してもらうことも可能です。
そのため上手に切るためのポイントではなく、失敗しないポイントを抑えて、あとは実際に自分で工夫しながら切ってみましょう。
1.前髪は長めに残しておく
前髪は一番大切です。
前髪が変わるだけで印象が大きく変わります。
私の失敗事例でも、ほとんどが前髪の切りすぎでした。
そのため前髪は取り返しがつくよう、少し長めかな、程度で切るのをやめています。
髪が邪魔でバッサリ切ってしまうこともありましたが、バッサリ切ると大体失敗しています。
また前髪は、風呂上がりにドライヤーを当てると、少し短くなります。
ですので、まだ切りたいな、というところで一度切るのをやめて、ドライヤー後に確認してまだ長かったら切るようにすると失敗しにくいです。
また前髪のカットの仕方も、小さな紙の束を作り根元から毛先にかけて少しずつ移動しながら切る方法で行っています。
カットし終わった後は、髪は短くなったかな?という程度しか切っていませんが、その程度の長さで留めておくと失敗しません。
2.えりあしは短く
自分で髪を切るとなると、後ろ髪が厄介ですよね。
後頭部付近はすきバサミですくだけで問題ありませんが、えりあしは違います。
えりあしは髪の先端であり、毛先部分を失敗すると覆い隠す髪がないので目立ちやすく修正が難しいです。
そして厄介なことに、えりあしはくせっ毛な人が多いです。
またえりあしを、すきバサミですくとホストみたいになるため、こだわりがなければえりあしは短くすることが無難です。
理想を言えば、えりあしはバリカンで刈り上げにすれば失敗がありません。
ハサミではどうしても短くできず下記の写真のように、くせっ毛の跡が残ってしまうことが多いです。
遠くから見れば目立ちませんが、もっさりした印象が残りますよね。
このようにえりあしが横向きに癖っ毛になってる人は、
髪が向いている方向からカットすると、できるだけ短く切れるので癖っ毛が目立ちにくいです。
ちなみに私の場合、番外編で紹介していますがもみあげ、えりあしはバリカンで刈っています。
3.毛先は両側均等か確認する
意図して左右を不均等にするのは別として、普通は左右で髪が不均一だと、
「あ、自分で切ったんだな」と一発でわかります。
そのため両側が均等になっているか確認しましょう。
注意すべき点は、先程と同じく毛先部分の
- 前髪
- もみあげ
- えりあし
になります。
頭頂部や後頭部などの髪に紛れている部分は、不均等になっていても目立たないので、そこまで気にしなくても問題ありません。
4.耳に少し掛かる程度に残しておく
ツーブロックやベリーショートの方は気にしなくていい部分です。
私は耳が人より大きめのため、耳をだす髪型だとサル顔に見えます。
ですが、耳に少し髪が掛かるだけで不思議なことにサル顔ではなくなるのです。
そのため、もみあげは切りすぎなぐらい切りますが、耳にかかる髪は少し残しています。
※バリカンで刈るようになってからは耳にかかる程度を残せないため、耳に掛かかるほど残していません。
5.すきバサミは前髪には使わない
すきバサミを使いだすと、あまりの便利さに
これ、すきバサミ1本で全部いけるんじゃね?
となってしまいます。
ですが、前髪にすきバサミは使わない方がいいです。
前髪は、他の部位と比較して髪の量が少ないため、すきバサミで切ると前髪がスカスカになってしまいます。
前髪は、すくのではなく長さを調整するイメージでいてください。
番外編
ここから先は番外編として、カットに失敗した場合の対処法や、何回かカットした人向けの内容を記載しておきます。
短く切りすぎた場合
明らかに髪切りすぎて失敗しちゃった
という場合、前髪などは取り返しがつきませんよね。
そんな場合にできる対処法としては、今のところ
- 全体を前髪の長さに合わせる
- 前髪をワックスで上げる
となります。
総合的に考えて、前髪を上げるのが無難ですが、急に前髪を上げることに抵抗がある人は、
みんなの前で、前髪を上げながらBLEACHの愛染のように、
「これからは、私が天に立つ」と言えば、
周囲は自然と、
と認識してくれます。
バリカンを使う場合の注意点
髪を切ることに慣れてきて、バリカンを使おうとする場合は、
- もみあげ
- えりあし
をバリカンで刈ると手間も少なく、ミスも少ないです。
もみあげをバリカンするのは派手過ぎる、と感じる人もいると思いますが、短くしすぎなければ爽やかさも出て、失敗しづらくおすすめです。
刈るエリアの目安として、私は耳のちょうど手前あたりを目安にもみあげを刈っています。
また、えりあしを刈る場合ですが、そのまま垂直に下から上に刈ると、
後頭部の下部は髪が短いのに、途中から急に長くなる、という変な現象になります。
イメージとしては、こんな感じ (こんな風にしたい人は、そのままやれば問題ないと思います)。
そのためバリカンを斜め後ろに行くように刈ると、天沢聖司くんのように丸い後頭部ができます。
刈るイメージとしては、こんな感じ。
参考として、私の場合の刈り上げの画像を載せておきます。
左側のチョビっと切り損ねた髪は気にしないでください、、、
私の場合、もみあげの先端がM字型に長く癖っ毛なので、ここはバリカン0mmで剃っています。
そこから耳の真ん中あたりまで、3~5mmぐらいのバリカンで刈り上げてから、後はすきバサミで調整しています。
左右で毛量が違う場合
毛量に差がある場合、量が少ない側は気持ち長めでちょうど左右対称になると思います。
長さ加減がわからない人は、一度髪を濡らしてドライヤーで乾燥させた後に普段の髪型にしてみて、
違和感がないか確認しながらやってみましょう。
面倒くさいですが最初の頃は感覚をつかむためにオススメです。
すきバサミで髪がバシバシになる場合
すきバサミが粗悪だと、髪がバシバシになりやすくなります。
私自身、乾燥肌気質なこともあり髪も乾燥しやすく常に枝毛が出やすいです。
そういう方は、トリートメントと併せて、風呂上がりにボディオイルやヘアオイルを髪につけるとマシになります。
10年以上自分で切り続けて感じるメリット・デメリット
ここまでこの記事を見られて
- まだ自分で髪を切るか迷うなー
- やっぱり美容室行く方が楽かも
と思われている方は、参考として10年以上自分で髪を切り続けて感じたメリットとデメリットもご紹介しておきます。
メリット
好きな時に切れる
美容室に行かなくていいため、思い立ったらすぐ切れます。
- 髪が長くなってきて邪魔だな
- そういえば明日、デートだった
- あれ?えりあし変だな
と思ったら、家に帰ってすぐ切れます。
加えて夜や朝に自分で切れるので、日中の時間を割かれなくて済みます。
髪切ったけど長すぎたかも、という時もすぐに切り直せます。
あ、ごめん夕方から美容室だわ、現象も起きません。
時間が浮く
美容室に行く必要がないので、美容室までの移動時間がなくなります。
美容室に到着してからの
- 到着してから待たされる時間
- 会計の時間
などがなくなります。
美容室への移動に1時間掛かっている方だとすればら2ヶ月に1回通われるとすると
1時間 × 6回 = 6時間
を移動に費やしていることになります。
大した時間ではないですが使わなくて済むなら、そのほうがいいですよね。
気を使わなくていい
美容師さんに気を遣わなくていいです。
私は美容師さんに髪を切ってもらっているときの沈黙が苦手でした。
雑誌を読んでいても、いつ話しかけれてもいいように意識しながら読んでいました。
一方で自分で髪を切る場合は、動画を見ながらでも、音楽にリズムを刻みながらでもOKです。
デメリット
掃除が大変
散髪後の後処理に時間がかかります。
特に誰かと同居してる人は、散髪後に綺麗にできていないと文句を言われる可能性があります。
後処理を楽にするためには
- 風呂場で切る
- 新聞紙を敷いてから切る
- 洗面台の上で切る
といった対策をすると後処理が楽です。
最後に
ここまで、失敗しないセルフカットについて解説してきましたが、自分で何度も髪を切っていると失敗するときは必ずあります。
それでも何回も工夫を重ねながらセルフカットを続けていくのは楽しいです。
今回が初のセルフカットの方も、これを機に楽しくセルフカットをやってみてください。
それではまた!