- 田舎に興味あるけど、敦賀ってどうだろう?
- 敦賀って住むのにはどうなんだろう?
- 敦賀に移住を検討している
この記事は、このような方に向けて発信しています。
こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です。
私は3ヶ月だけですが敦賀に住んだことがあるため、
私が思う敦賀の魅力や懸念点をご紹介していきます。
なお3ヶ月ですが一般の方と多く関わる仕事だったため、
地元の方と多く交流する機会はありました。
魅力
まずは敦賀に住む上での魅力を語っていきます。
公共施設が豊富
敦賀は原子力発電所があるため、その資金提供を受けて資金があります。
そのため、まず図書館が充実しており広いです。
そのせいか図書館には、若者が多いと感じました。
また700円で入浴できる敦賀きらめき温泉リラ・ポート (現在休業中)もあり、これが広くて温泉の種類も多くて楽しいです。
この他にも、赤レンガ倉庫、花火大会、キャンプ場 野坂いこいの森など、敦賀市が提供しているサービスの見どころは多いです。
※キャンプ好きな人は、兵庫県豊岡市の気比の浜キャンプ場のレビューも書いてるので、ぜひ!
また気比の松原海水浴場があり、水晶浜ほどガヤガヤしていないので、夏場は海水浴しに行けます。
この気比の松原海水浴場では、夏に花火大会や、灯籠流しをしています。
私は参加できませんでしたが、割りと大規模で楽しそうでした。
意外に都心が遠くない
敦賀から京都へは車で約2時間、名古屋へも車で約2時間です。
また敦賀自体、特急のサンダーバードの停泊駅だったり、
建設予定の北陸新幹線も通る予定のようなので、交通面では不便はしないです。
このため敦賀市内の方に休日の遊び場を聞くと、やはり京都に出向いている方が多かったです。
加えて大型ショッピングセンターのアルプラザがあったり、UNIQLOや大手キャリア3社の店舗もあったりと、田舎レベルでいうと普通の生活には困らないレベルの田舎でした。
私自身、敦賀で生活していた3ヶ月間は、退屈すること無くいろいろな場所を見て回れました。
ですので、ど田舎は嫌だけどそこそこの田舎でのんびりしたい、という方に敦賀はうってつけだと思います。
人がおおらか
敦賀に住んでいた3ヶ月間、地域の方と関わる事が多かったですが、おおらかな方が多かった印象でした。
具体例としては、
- 勤務先の段取り不足で、20~30分ぐらいお客さんを待たせてしまっても文句も言わずに待ってくれる方が多かった
- あおり運転が全くされない (運転が下手な人と接触しそうになった事はあります)
- 立ち寄ったお店の店員さんが話しかけてくれる
といった感じです。
仕事で関わったお客さんも、理不尽な事で激怒するような方は少なったでした。
そのため田舎のおっとりした雰囲気を味わいたいなら、敦賀の雰囲気はぴったりだと感じます。
やっぱり海鮮が有名
敦賀といえば、日本海さかな街で有名な通り、魚介がおいしいです。
さかな市場は、日本海さかな街に限らず他にもローカルな市場がいくつかあります。
そして、このローカルのさかな市場に出向いた同僚が、500円程度で大量に魚をもらえていました。
またレンガ館などに行っても海鮮丼などが食べられます。
ですので新鮮な海鮮が毎日食べられるのは良い点だと思いました。
懸念点
ここまで敦賀の魅力を語ってきましたが、次に敦賀に住むにあたって気になる点を語っていきます。
家賃が高い
田舎の一番のメリットといえば、家賃が安いことですが、なぜか敦賀は家賃が高いです。
そこそこまともな部屋に住もうと思うと、月4~5万円の家賃は出さないといけないため、田舎のメリットを活かせません。
実際にLIFULLで見てみると、4万円以上の物件がほとんどなので驚きます。
もし田舎生活で生活費を減らすことが目的の一つであれば、
家賃が高いという点では敦賀は少し難儀かもしれません。
しかしながら、住宅を購入される方向けに敦賀市が支援制度を設けているようなので、対象であるなら利用する手はないです。
気候がよくない
日本海側は雨が多い気候なため、例に漏れず敦賀も曇りの日が多く、雪も積もります。
晴れの日が少ないと気持ちがどんよりしてくるので、この点は気になるところです。
また冬は雪が積もるため、雪かきをしたり交通網がマヒする可能性もあり、暖房費が高くなるのも懸念点です。
私は冬の前に敦賀を出てしまいましたが、地域の方によると冬は30センチぐらい雪が積もるのもザラなようでした。
※温暖化により、年々積雪量は減ってきてるようです。
そのため、冬や雪が苦手な方は敦賀の生活は後悔する可能性があります。
知り合いとの遭遇率が高い
田舎は町の小ささから、少し大きな施設に行くと誰か知り合いがいることがほとんどです。
これは誰かと会いたい人には良い点なのですが、近所付き合いなどが面倒な方からするとしんどく感じる場合もあります。
実際、敦賀の中心地と言えるアルプラザ(デパート) に行くと、知り合いと遭遇しないほうが難しいです。
仲のいい人であればいいですが、中途半端な距離感の人だと、話しかけるか気づかないふりをするか迷うので、地味にストレスになります。
人口減少の一途
敦賀は、原子力発電所や東洋紡、海外への港として人口が増えた過去があります。
そしてこれらは現在、
- 原子力発電所は稼働停止中 (2022年10月時点)
- 東洋紡の工場はこれ以上敦賀にできることはない
- 貿易は太平洋側の方が有名
となっており、人口が減っていく一方であることが予想され、敦賀市の未来について前向きに捉える事が難しいです。
実際、敦賀駅前の商店街はシャッター街になっており仕事も少ないため、子供は大人になったら都会へ出たがる可能性が高いです。
まとめ
最後にまとめます。
敦賀の魅力としては、
- 公共施設が豊富
- 意外に都心が遠くない
- 人がおおらか
- やっぱり海鮮が有名
といった点でした。
一方で懸念点としては、
- 家賃が高い
- 気候が良くない
- 知り合いとの遭遇率が高い
- 人口減少の一途
敦賀には、上記で紹介しきれない小さな魅力やその他の懸念点もあるので、ぜひじっくり考えてから決めてみてください。
では、また!