この記事は、以下のような方に向けて発信しています。
- 自分が話に入ると、静かになってしまう
- 話が途切れて、盛り上がらない事が多くてつらい
- 自分は、あまり話しかけてもらえない気がする
こんにちは、ガマドドラゴン(GamadoDragon)です!
人と会話が盛り上がらないとしんどいですよね。
私はもともと偏屈なタイプで、人ともめ事をよく起こし、あまり集団に溶け込むのが得意ではありませんでした。
また興味対象が偏っていたため、バラエティやスポーツといった知識も皆無で、話が上手でもなかったです。
このため小さい頃から、人との付き合い方や会話を盛り上げる方法について悩み、自分なりに対策を練ってきました。
そして、そんな私がさらに、
- 英語習得のため、用も無く留学生と話さないといけなかった
- 前職で、毎日いろんな人(お客さん)と話をして、相手を楽しませないといけなかった
ため、さらに必死に会話を盛り上げれるよう考えてきました。
そこで、これらの経験を得て、私が現在も活用している会話を盛り上げる方法を紹介します。
誰とでも会話を盛り上げる方法

相槌をフル活用する
相手からの反応が薄いと、会話が盛り上がらない、と自分が感じるのと同じように、自分の反応が薄いと相手も不安になります。
また相槌(リアクション)が無いと、自分との会話が盛り上がらないと相手が感じて、その後も避けられる可能性もあります。
さらに反応が無い = 話を聞かずに他の作業をしている or 他の事を考えている、等と思われて嫌われる可能性もあります。
このため相槌はコミュニケーションを取る上で重要で、相手の話を聞いてますよ、と伝えるためのメッセージと言えます。
会話を盛り上がらそうと考えるなら、まず相手に共感する、もしくは相手のメンツを立てるような相槌を頻繁に使います。
その例としては、
- へぇ、すごいね
- なるほど、そうだったんだ
- たしかに、それはそうだね
といった具合です。
もしくは、相槌の代わりによく笑うように意識するのも大切です。
話を聞いてよく笑ってくれる人は、それだけで話してて楽しいです。
これらのように、人は自分の話した事に対して、聞き手からの何かしらのレスポンスを求めています。
このためまずは相槌によって聞いていますよ、という姿勢を表すのが大切です。
そして話し手が聞き手に求める理想のレスポンスは、大概は自分の話に共感・理解してくれる事です。
このため次に、この共感について説明していきます。
共感は大切
自分の話に、横槍ばかり入れてくる人や、反対意見ばかり言う人は敬遠されます。
仮に反対意見が事実だとしても、ほとんどの人は常に学びを得たいわけではありませんし、自分の話を否定されてばかりだと不快に感じます。
このため相手の話を聞いた際の開口一番は、相手に共感している反応をした方が、誰とでも話が盛り上がりやすいです。
ちなみに、相手に注意しないといけない場合も同じで、最初に相手の意見や価値観に共感してから、注意したほうが話を聞いてくれやすくなります。
例を挙げると、仕事でよく遅刻してくる人に遅刻しないように注意したい時は、

最近すこし遅刻が多いね。朝は眠いし、電車でお腹痛くなったりと遅れやすいのはよく分かるんだけど、もうちょい始業までに間に合わせれない?
といった具合です。
一方で相手の話に常に共感する事も難しいと思います。
そんな時に自分の価値観を捻じ曲げてまで、相手に合わす必要はありません。
そこで私がよく使う戦略としては、
- 相手の話の中で、自分が理解できるごく一部分だけ共感する
- 相手との意見の違いをあえて楽しむ
といった2通りを使っています。
そして、この相手との意見や考え方の違いを楽しむ方法について、次で詳しく語っていきます。
相手との違いを楽しむ
相手と会話していると、あまりにも価値観が違いすぎて共感できない事も出てきます。
そうした事は無理に同調せず、自分の価値観は真反対だという事を伝えて、お互いの意見の違いについての議論して盛り上がる方法があります。
この時大切なのは、どちらの意見が正論かと論議するのではなく、あくまでそれぞれの物の見方を理解する事を楽しむ、という事です。
このため当然ですが、相手の人格や価値観を否定したり攻撃するのもNGです。
そしてこうした姿勢を持って接していると、それを理解して会話に乗ってきてくれる人もいます。
例を挙げると、犬か猫派かの話題で、相手が自分と反対の意見をを話した際に、
へぇ、そういった目線で考えたこと無かったな~。それって昔猫飼ってたりしたから、そう思ったの?
といった具合で、相手の価値観を深掘りして、自分の価値観との違いや、お互いの価値観が形成された背景を比較して会話を楽しみます。
ただ一方で、反対意見を言われる = どちらが正論か決める戦い と捉えて徹底的に攻撃している面倒な人もいるので、この議論を楽しむ方法は相手を選んでした方が良いです。
相手が質問しやすい返事をする
会話の多くの流れは、大雑把に言うと、片方が質問してそれに相手が答える、です。
そして会話が盛り上がらない場合の多くが、答える側の返答が抽象的過ぎて反応に困るためです。
例を挙げると、「休日に何をしているか」と聞かれて、
- 特になにもしてない
- ずっとダラダラしている
などと言われると、それ以上聞くことが無いため話が弾みません。
例えば、このダラダラしている内容が、実はYoutubeやテレビを見ているなら「Youtubeやテレビ見ています」と言うだけでも、相手も「へえ、どんなジャンル見るの?」と聞きやすくなります。
このようにできるだけ具体的な返答をすると、相手も深掘りした質問をしやすくなり、会話が続きやすいです。
このように具体的に答える事を意識すると、質問への返答も一文だけでなく、2~3文での返答となり、相手も情報量が増えるとよりつっこんだ質問をしやすくなります。
質問をする
会話が続かない時に、無言を避けるために自分の話ばかりしても、よほど相手が興味ある話題でないと「へえ、そうなんだ」で終わり、さらに気まずくなる事が多いです。
こうした無言が続く場合は、とりあえず何か質問すれば、相手返事するため、とりあえずは会話が成り立ちやすいです。
そして私がよくやる戦法としては、この質問→返答 を、自分が分かるテーマになるまで繰り返し続けます。
自分の分かるテーマになれば、そこからより踏み込んだ質問をしたり、相手の話に共感しやすくなるため話を盛り上げやすいです。
もしくは自分は分からないが、相手が話したそうな話題(何かの熱狂的ファンなど)であれば、「へえ知らなかったです、もっと教えてください」と、どんどん聞いていくのも手です。
こうする事で、たとえ自分が無知のテーマでも話を続けることが可能ですし、また相手に教えてもらった情報を次から他の人との会話に活かせるため一石二鳥です。
また質問する内容は、人によっては地雷になり得る内容は避けた方がいいです。
その具体例としては、
- 宗教
- 政治
- 家庭環境
などで、仲良くない人には、相手から話を振ってこない限りは、自分から質問しない方が良いです。
そこでオススメな当たり障りのない話題としては出身地があります。
出身地については、
- どんな人にも自分の出身地がある
- 出身地を聞いても不快に感じる人は少ない
- 誰でも出身地の事なら、多少は知識がある
といった利点があります。
このように会話に困ったら、とりあえず質問していってみると、よほど意地悪な相手出ない限りは会話が続きます。
会話以外ですべきオススメな事
ここまで会話を盛り上げる上でオススメな手法を紹介してきました。
しかし会話内のテクニックだけでなく、会話をするまでの部分でなにか問題があり、今のぎくしゃくした感じになっている可能性もあります。
このためここからは会話以外の部分で、すべきオススメな方法を紹介していきます。
いろいろなコミュニティに参加してみる
自分の接点が職場だけだったりすると、実はその職場の人達が異質で、他の人と関わると案外盛り上がる事もあります。
また職場の人達が普通だったとしても、会社の業界や職種によって話題や価値観に必ず偏りが出ます。
これは職場に関わらず、学校やサークルなども同じです。
このため、いろいろなコミュニティに参加してみる事で、自分の会話の幅が広がったり、より話が盛り上がるグループを見つけれたりします。
新しいコミュニティに入るのは、初めは知らない人ばかりのため苦しいですが、その中から気が合う人が見つかった時は参加して良かったとなります。
なおコミュニティの探し方については、以下記事の、”私生活を充実させる方法”で語っているので参考にしてみてください。
自分がされて嫌な事を相手にしない
これは私のモットーの一つであり、かつ未だに徹底出来ていない事が多いです。
そして、この当たり前の事を出来ていない人が多いという事も感じております。
このため自分がされて嫌なことを人にしない、という意識は強く持っておいた方が良いです。
たまに人をイジって周囲を盛り上げる人気者と、人を小馬鹿にしてムカつく、と嫌われている人がいますが、この両者の差は、自分がされて嫌な事を人にしない、という事が徹底できているかどうか、です。
どういうことかと言うと、人をイジっても人気な人は自分がイジられても怒らないです。
逆に人にちょっかいを出したり、イジったりするのに自分がされたら怒る人は、話がどれだけ面白くても嫌われて敬遠されます。
これは言い換えると、人を不快にさせなければ多くの人と友達にはなれるという事です。
たとえ話がつまらなくても、自分がされて嫌なことをせず、上記で紹介した盛り上げる手法を意識していれば、とりあえず敬遠される事はないはずです。

私自身、ギャグや面白い事は言いませんが、人をバカにしたりしない友人がおり、話してて落ち着くのでずっと仲良くしています。
このように自分がされて嫌なことを相手にしない事を徹底していれば、会話以前に嫌われるリスクを回避できるのでオススメです。
自分を必要以上に責めない
ここまで会話を盛り上げる手法などと述べてきましたが、そもそも会話はゲームなどではなく、お互いが楽しむものです。
極端な話、お互いが楽しめれば、どんなコミュニケーションの取り方でも良いわけです。
そして自分がいると盛り上がらないと感じる人は、会話手法以前に、自分に自信が無くて自然体で話せておらず、それが相手に伝わりぎこちなくなっている可能性もあります。
この原因としては、自分に厳し過ぎて、自分を減点方式で採点しており、その結果、過去の失敗体験ばかり意識して自信を失っている可能性があります。
この減点方式をやめて、自分に自信を取り戻すだけでも、会話が弾みやすくなる可能性があります。
そしてポジティブに考える具体的な方法としては、失敗を後悔するのではなく、失敗から何を学べるか考え、それが分かればその失敗はムダでは無かったと考える、です。
つまり出来損ないな自分を批判するのに労力を使わず、その欠点を補うためにどう対策するかだけ考えましょう、という事です。
この考え方をすれば、以前より自己否定が減り、自信を取り戻しやすいです。

私自身、昔は自分の失敗ばかり気にして自信喪失していました。
しかしこの考え方になってからは、ダメな自分を肯定出来て、自信を持てるようになりました。
ちなみに、この考え方の詳細と、私がこの考え方に出会うまでの経緯を以下記事にまとめてるので、参考に記載しておきます。
自分に自信がなく、負の感情が出ていると会話もぎこちなくなりやすいので、このように自己否定しない方法を取り入れていってください。
まとめ

ここまで、会話を盛り上げる手法と、会話以外でオススメな事を紹介してきました。
会話が盛り上がらないと自分が悪いと考えがちですが、私は、そうしたところを意識出来ているだけで充分立派だと思います。
誰とでも仲良くなろうと気負いすぎず、何人か仲の良い友人がいれば充分という気概でやっていくと良いと思います。
それでは、また!